野村證券は4月5日から8日まで4日連続でIPOを準備です。4月9日にIPOを用意していたらストレート達成ですが、そんな事考えて仕事していませんよね?まぁ、達成すれば野村IPOウィークと銘打てそうです。
社名そのままの冷凍食品を取り扱う卸売業ですね。関東、東海エリアの冷凍食品物流。そしてスーパー生鮮館TAIGAを神奈川県中心に運営しています。
想定価格は1,750円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約10.7億円で、ジャスダックスタンダード上場の小型IPOです。
沿革をみるともともと「アイスキャンデー」製造で1948年設立と老舗会社ですね。その後も冷凍食品一手に事業を拡大しています。年々冷凍技術や冷凍食品の質がアップしていて好調じゃないかと思います。コロナ禍でも追い風だったのではないでしょうか?
社名がicecoというのもですが、スーパーにもパチンコ屋みたいな「TAIGA」という名前をつけていて英文字5文字が好きなのかもしれませんね。
業績は売上横ばいで、良く言えば安定的、悪く言えば成長見込みに薄い銘柄です。コロナ禍で利益はかなり出てそうですが、今後の成長に関しては懐疑的になったほうが良さそうですね。
いかにもジャスダックスタンダード上場となる銘柄です。主幹事が野村證券というのもありこの規模のIPOならしっかりとした初値で上場を果たしそうというのが第一印象ですね。
幹事団は5社、いずれもネット申し込みができるラインナップになっています。それにしても楽天証券がまた入っていますね。このIPO注力ぶりには驚かされます。ネット証券最大手SBI証券の牙城を本気で狙っているようなこのところの多方面でのサービス充実ぶりですね。
4月は初旬からすでに6社の新規上場が出ました。例年を考えるとかなりハイペースです。3月超えなるか注目ですね。
初値予想もお願い致します。