ゴールデンウィーク突入前に滑り込みで新規承認がありました。ただし5月上場ではなくて6月頭の上場ですね。5月はIPOなしで寂しいですが、その分6月にたくさんあるかも知れません。
岐阜市本店、設立2017年となっていますが、もとは1981年設立のメイホーエンジニアリングとややオールド感のある建設コンサル系企業です。地道な事業に見えますがマザーズ上場になります。
想定価格は1,670円。主幹事は東海東京証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約43.3億円で、東証マザーズ部上場の中型案件です。
中部地方を地盤とする会社ということで「名古屋のメイ」が入っていますが「メイホー」の由来は調べてもちょっと分かりませんでした。ホームページで「山」の写真があることから「名峰」の「峰」と掛けているのかも知れません。
事業内容はもともとの建設コンサル系を主としますが介護や人材関連サービスなど手広く頑張っているようです。海外ではカンボジアに支店を構えていますね。
建設関連の事業は根強い需要が継続的に見込めそうで、主要な相手先が「国土交通省」となっているのも食いっぱぐれがなさそうな気がします。
IPO視点で見ると上場タイミングで買いがしっかり入って初値好調になりそうな第一印象です。いずれにしても6月の上場ラインナップと地合いの状況は気になるところでしょう。
ゴールデンウィーク前に次のIPOスケジュールが出たのは嬉しいですね。コロナ禍で悶々としていますが、市場に新しい風を吹かせるIPOはやはり楽しみが増える意味でありがたいです。
初値予想もお願い致します。