本日は2銘柄の新規承認となりました。またまた野村と日興からIPO新規承認となり、この2社で4銘柄づつ計8社のIPOが6月に登場となります。結果で熱いバトルを繰り広げそうです。
ヌーブラのような響きですが「NULL+LAB=NULAB」とのことで無から有を作り出す研究所のような存在でありたいと社名を付けたようです。事業はGithubのような開発プラットフォームサービスでしょうか?
想定価格は2,130円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで47.5億円で、東証グロース上場の中型IPOです。
メインとなっているサービスは「Backlog」でプロジェクト管理ツールとなっています。SaaS型のサービスですね。開発だけでなくタスク管理、ファイル管理などチームでプロジェクトを進めるにあたり便利機能を備えたクラウド管理ツールですね。
今や仕事を進めるにあたってプロジェクト単位ではこういったツールに頼っている人が多いと思います。テレワークが増えていることも、今後の成長の後押しになるという思惑もあるようです。
業績はもうすぐ20期を迎えるところで急成長中です。少し前は4期連続赤字ですが売上は急上昇。黒字反転して一気に上場です。ここ最近の動きが激しい事業と言えるでしょうか?
クラウド管理系のソフトウェア事業(いわゆるSaaS)はIPOでも花形でしたが、ここ数年はやや新規性にも欠ける印象があります。ヌーラボも利用してない方からするとちょっと特徴や違いが分かりにくいところですので、大手予想会社の判断や、成長予測などを考えてBBスタンスを考えたいですね。
いずれにしてもSMBC日興証券から6月IPOは4件出てきました。役員逮捕など色々ありましたが、一先ずIPOが出てきてホッとしています。後はしっかりとした船出になって欲しいですね。
初値予想もお願い致します。