12月IPOでスタンダード上場予定2件目の登場です。市場再編からまだ1年も経っておらず、上場市場の違いによる初値推移はデータ少なく難しいですね。特にスタンダードは過去の二部系とスタンダード系が混ざることになっています。
歯科矯正技工物の製造販売事業です。30期を超える企業ですね。時代を考えると歯並び矯正をする人は昔より増えていて儲かっているのかもしれません。
想定価格は835円。主幹事はＳＭＢＣ日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで15.5億円で、東証スタンダード上場の中型IPOです。
主な製品としては３つのグループがあるようで、針金型の矯正装置・マウスピース型・インダイレクトボンディングシステムというのがあるようです。
こういうのは絶対に現物の絵を見たほうが分かりやすいので載せておきます。私は昔ラグビーをやっていて歯を3本折っていますので、歯に関しては大事さを痛感しています。歯を折ってからマウスピースをつけるようになりましたが、今はラグビー選手はマウスピースは当たり前ですよね。
残念ながら義歯の部分には虫歯ができやすいです。そういう意味で歯並びが悪いと虫歯になりやすく、歯の調子が良くないと体全体に影響を及ぼしますよね。歯の大事さを痛感してから、かなり歯のケアは気をつけるようになっています。3ヶ月に1回は歯科医でクリーニングしていて、お金もかかるし面倒ですが、逆転の発想すればエステに行ってるぐらいの気持ちで健康維持に努めています。エステの料金考えれば、実は歯のケアはコスパも良い気がしますね。
正直、一般人から見て歯科技工物がどこのメーカーなのか？なんてものはあまり知らないと思うので、全国の歯科医との連携と国際的な技術力の高さが物を言う分野になりそうです。強敵は３Dプリンタを使って手軽に安く歯科技工物を作るところが伸びてくるかになりそうですね。ベンチャー企業でもこの分野に攻めるのはちょくちょく見ますね。
業績はスタンダードっぽさのある売上横ばい気味、利益もばらつきがある感じです。ただ、最近のIPOでは成長性期待よりも税務状況がしっかりしている方が好まれていそうですし、12月IPOラッシュ中は赤字上場案件も多く、比較されて投資対象として見られるかもしれませんね。
ＳＭＢＣ日興証券主幹事案件です。東証スタンダード上場で安定的な事業と業績、普段なら注目度の点であまりということで初値はそこそこ程度になりそうですが、グロース系のIPOが荒さや雑さも見える銘柄が多いので、しっかりこういう銘柄を拾っていくことも大切かもしれません。
初値予想もお願い致します。