東証プロマーケットから鞍替え上場が来ました。
プロマーケットには2022年5月30日に上場ですので1年でグロースへ鞍替えです。

ブリッジコンサルティンググループ(9225)のIPO新規上場情報

公認会計士の集合知ビジネスが得意です。プラットフォーム「会計士.job」を運営。IPO支援などを手掛けています。

想定価格は1,080円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで2.32億円で、東証グロース上場の小型IPOです。

鞍替え上場やスピンオフ上場など通常とは違うステップでのIPOも今後増えていきそうです。多様な形があるのは良いことですね。一方、最近はリートIPOやインフラファンドIPOが全く無いですね・・・。

特徴の1つが公認会計士に特化したワーキングプラットフォームを運営しており、業界の集合知の力を持っています。弁護士や税理士もそうですが、士業のまとめてプラットフォーム化している会社も強いですね。

主要なサービスは経営コンサルティングで、特にIPO支援は大きな部分です。ホームページの支援実績をみるとこのIPOサイトでもこれまで登場した上場会社がたくさん出てきます。

資金調達から上場まで熟していて多くの会社を上場に導いていることからIPOを希望する会社からは信頼は厚いかも知れません。45社ほどの支援企業が一部としてホームページには掲載されていました。なお、まだ上場してない会社も載っていたので上場予備軍として期待できますね。IPOファンはチェックです。

ホームページを見るついでにコンサル系の会社なので、メンバー紹介のページを見るとやはり「腕組」している人が多いですね。IPOでは腕組案件と揶揄されますが、コンサル系企業の写真を取る時は腕組みして下さいと言われるんでしょうね。「作り笑顔と腕組」がいつもセットです。

代表者の写真だけこちらでも掲載しておきます。IPO支援サービスは国内トップシェアレベルとのこと。自らの会社もプロマーケット上場からグロース鞍替え上場と、見識を活かしてうまくステップアップしていますね。

業績です。直近の売上は急上昇中。利益もしっかりと確保しており上昇気流の会社に見えます。プロマーケットでは物足りないとグロース上場で流動性を高めて、さらなる活躍が見込めるでしょうか?なお、資金使途は「本社オフィス移転費用」です。あまり良い使い方には見えないのは少し残念ですね。

主幹事SBI証券で公募売り出し合わせて2,000枚、吸収金額2.32億レベルというプラチナチケット系のIPOですが、幹事証券は13社を広く配られます。このあたり各証券会社としっかり手を繋ぎたい上場会社の意向もあるのかも知れません。

ネット証券勢も松井証券楽天証券マネックス証券と平等抽選勢が揃っていますので気を抜かずに申し込んで当選ゲットできるといいですね。

なお、この銘柄の上場日2023年6月26日からは新しい市場規制「上場日の売買における成行呼値の禁止」が適用されます。上場直前にまた内容を紹介したいと思いますが、頭には置いておきたいところです。

ブリッジコンサルティンググループ(9225)のIPO新規上場情報

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