札証アンビシャス市場へのIPO新規承認が出ました。東証プロマーケットからの鞍替え、飲食小売業と、初値視点でいうとあまり盛り上がらないコンボが掛かっていそうです。

札証アンビシャスへの上場は2022年のキットアライブ以来ですね。

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状況を見る限りだと札証銘柄は上場後元気ない銘柄が多いです。たまにめちゃ伸び銘柄が出る程度ですね。

伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報

北海道に本店がある外食小売事業です。基本、北海道内への出店になります。北海道に遊びに行った時に居酒屋などで立ち寄る可能性がありそうでしょうか?

想定価格は1,650円。主幹事はアイザワ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで2.8億円で、札証アンビシャス上場の小型IPOです。

目立った特徴はなさそうですが目論見書を軽く見ておきましょう。

企業理念にも文字が入っていますが「北海道」が推しの部分でしょう。北海道の美味しい食材を有効活用という雰囲気がありますね。

北海道を中心に外食店舗と物販店舗を運営しています。「鶏肉」など肉ベースのものが多い印象ですね。目論見書には様々な特徴が書かれていますが、外食小売業にはよくあることが多く書かれています。「セントラルキッチン」「ブランド戦略」など。

出店の特徴が少し面白いと思ったので載せておきます。北海道有数の繁華街すすきのを例に取っていますが、直径500m以内に系列店舗を集中させていることによって、人材や食材を相互融通しているみたいです。ある店員さんが先日は別店舗いたのに、違う日は違う店舗にいるなどありそうですね。なんとなく居酒屋行ったり、お土産買って帰ろうと思ったら系列店に寄っていたってこともありそうです。

しかし、これも別の居酒屋チェーン店でよくあることですね。最近は、居酒屋の数がかなり減った印象も持っていますがどうなんでしょうね?個人的には同じようなブランドが並ぶよりも、独自風に見える仕掛けが必要な時代と感じます。

業績です。コロナ明けからの業績が直近になるため、悪くない業績が見られます。しかしいまいち成長性は感じられないところでしょうか?

東証プロマーケットからの鞍替え上場で、地方市場上場、地味な外食小売業となると初値は期待しにくいです。主幹事はアイザワ証券で、それこそ札証アンビシャスに2022年上場したキットアライブ以来となります。アイザワ証券主幹事のIPOはこれまで全て札証アンビシャス上場で初値はほぼ公募付近ということが多いようです。

また上場後に値を伸ばす銘柄が見当たらないのが気になりますね。

今回は周りに大型IPOを含め、隙間上場にもならなさそうなので、上場初日から閑散とした状況になって初値もガッカリという感じになりそうと第一印象では感じます。参加は無理しなくても良いかも知れませんね。

伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報

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