4月のIPO新規承認が出てきました!しかし、またまたバイオ銘柄ですね。そして先日、壮絶公募割れから株価の不調が続く、イノバセルと同じくファンディーノの特定投資家向けでレイターステージとして募集してた案件です。こうも似通ってくると不人気となりそうですが、どうでしょうか?ただ、ファンディーノさんがレイターステージ募集とは言えIPO出してくるのは良いことです。

レクメド(529A)のIPO新規上場情報

「ReqMed(レクメド)」は「Required(要望される)」「Medicide(医薬)」を組み合わせた造語です。社名の通り現場の患者のニーズを汲み取ってから研究開発するという特徴があります。

想定価格は1,120円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで17.2億円で、東証グロース上場の中規模IPOです。

目論見書を見ておきましょう。

まずは事業内容ですが、これまでに2つの新薬を上市した実績があります。上市までスムーズな要因として、患者の方が必要としているニーズから開発するので治験依頼などが進みやすいところでしょうか?販売方法は自社販売とライセンス販売のハイブリッド型。リスク分散や流通分散も考えているタイプです。現在は「変形性膝関節症」に取り組んでおり、こちらは市場規模が大きいとされています。

目論見書の見出し部分はほぼ強みと成長戦略で占められています。「2品上市済みの実績でノウハウがある」「臨床治験デザインが患者ニーズベースなのでやりやすい」「自社とライセンス販売を組み合わせ」といったところです。

販売経路に関しての2つのルートの図です。規模が小さいと自社販売、規模が大きいと製造委託といったハイブリッドな仕組みです。これまでは自社販売してきたものの、現在取り組んでる「変形性膝関節症」は規模が大きくライセンス販売でも儲かるというところでしょう。

変形性関節症に対する新薬の「NaPPS」のパイプライン状況です。ここは一般的なバイオ銘柄と似たような内容ですね。上市実績があり三相まで進んでいることから、それなりに確度は高そうな状況にはなっています。今は膝関節に鎮痛剤やヒアルロン製剤しか出してないで、苦しんでいる方も多そうですので、新薬出るのは嬉しいですね。

業績です。上市している薬があるため売上高はあるものの規模が小さく赤字継続中です。売上はあくあでもおまけで、これまでに上市している実績があり、今度の新薬は規模が大きいというのがギャンブルとなる部分でしょうか?

残念ながら2026年のIPOは壊滅状態で、ギャンブル感のあるバイオIPOには資金が全く集まらない状態です。打破するような地合いにならない限りは初値から盛り上がる可能性は乏しいと言えるでしょう。特にこういう銘柄は上場後更に下がってから買えるイメージも付いてしまっているかもしれません。

目論見書にはFUNDINNOからの資金調達にも書かれていますね。2025年5月~6月に特定投資家向けに募集して、すぐに上場ですので、FUNDINNOは仕事してる感あります。道理で昨年FUNDINNOは特定投資家向けを頑張ってましたね。

FUNDINNO(ファンディーノ)

特定投資家向けの大型資金調達ではなく、通常のECFでの案件も頑張って欲しいですが、今のIPO市場をみるとIPO自体の人気も下がっているのが難点です・・・。もっと成長投資が盛り上がって欲しいところです。

レクメド(529A)のIPO新規上場情報

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