今年6つ目のIPO案件です。

東証2部上場のダイトです。注目の第一生命と被りますが

実際の上場は1週間離れています。

公開日  3/24
BB期間    3/8-3/12
公募価格決定   3/15
申込期間   3/16~3/19

 幹事証券会社リスト 割当率  株数 
 大和証券  70.00% 1,260,000
 野村證券  20.00%  360,000
 三菱UFJ証券  5.00%  90,000
 日興コーディアル証券  2.00%  36,000
 岡三証券  2.00%  36,000
 今村証券  1.00%  18,000
 (野村ジョイ証券,auカブコム証券)

仮条件は、想定価格1,370円に対し、
1,250-1,370と想定価格が上限の弁えた価格設定となっています。

今年よりBBスタンスを書くときにもっと見やすくしようと思います。
具体的に5つの項目で5段階評価で点数付けしてみます。

(あくまでも私の思い込みなので、参考程度に見てくださいね。)
ダイト   

1.注目度…全般的なIPOとしての注目
医薬品会社でジェネリック薬品なども手がけるようです。
ジェネリックは注目されてきていますが、まだ医療界では診療報酬の
問題など厄介な部分も残っているようです。

東証2部だが、意外と堅調な動きを見せるような気がする。

評価としては3にします。

2.割安性…PER,PBRなど財務情報、価格設定から
2010年、5月期の連結予想EPSは106.51で
想定価格ベースで計算すると12.9倍程度になります。

類似企業としては
2309  シミック  13.9倍 (連結予想
)
4573  アールテック  10.6倍 (連結予想 )
などがあり、妥当な線の価格設定です。

売り上げも伸びており、配当も伸ばしているため妥当なところだと思います。

評価は3としています。

3.規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約28.4億(想定価格ベースOA分含む)と東証2部では重ためです。
また上場日こそ1週間ずれますが第一生命とBBが重なるので
資金集めに苦慮するかもしれません。

といいつつ東証2部は去年は初値で結構頑張っているイメージもあります。

ファンド系の株主にロックアップが掛かってないのもあり
売り圧力も出そうと思えば出るのでちょっと怖いところもあります。

評価は2としています。

4.業種…人気化しそうな業種か?魅力があるかなど
注目はジェネリックということになりそうです。
ジェネリックはもう少し先に期待が掛かるし、期待している人も多いと思うので
長期保有目的で欲しい人も多そうです。

ということで業種的にはそれなりに期待しています。

評価は3にしておきます。

5.評価…総合的評価や特記的事項を含める

第一生命の陰に隠れて、ひっそりと公募付近での決着をつけそうな
雰囲気をしている銘柄です。
ただBBがあまり積みあがらないと見ると当選確率は上がりそうですね。

意外な穴だった銘柄になるかもしれません。
一つ前にPaltacが上場しますが、直近IPOの動きにも注目したいですね。

平均的評価が正しいと思うので評価は3としました。

全体考察
総合得点は14点で、私のBBスタンスはC評価です。
点数評価ではセルシードと同点、大光よりも高い結果となっています。

完全5項目評価なので、意外と面白い結果ですね。

主幹事が大和なので、当たりやすさ的にもそこそこなので
1枚ぐらいゲットしても良いかなと感じますね。

長期目的保有銘柄とも言われているようですが、

個人的にはすぐに売ってしまいたいですね(取らぬ狸の…ですが…)