スパイダープラス(4192)のＢＢスタンスと初値予想｜初心者の資産運用計画　黒澤ファンド

スパイダープラス(4192)のブックビル期間が3/15 (月)から始まります。
建築関連のDX化は流行りのテーマでもありますね。期待できそうです。

仮条件は1,010～1,160円 (変動率：0.0% ～+14.9% 強気 )です。
主幹事は野村證券です。野村らしいいつもながらの強気の状況です。

スケジュールです。

ＢＢ期間開始： 2021/03/15 (月) ～終了： 2021/03/18 (木)
公募価格決定 2021/03/19 (金)
購入申込期間開始： 2021/03/22 (月) ～終了： 2021/03/25 (木)
上場予定日 2021/03/30 (火)

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒スパイダープラス(4192)のIPO新規上場情報

DXということで注目のIPOの一つだと思いますが、結構IPOスペックが売り側に優しく買い手に厳しいですね。野村證券主幹事の案件はそういったIPOが多いですが、スパイダープラスに関してはさらに売り側目線の印象を受けました。

それでもなんとか上場に格好をつけてくるのが野村證券ですので期待はしておきましょう。3月の最終IPOとなり、相方の注目度が高いことで資金分散の割を受けやすい状況ではないかと思っています。

私の一発目の初値予想は1,580円（想定価格比: +570円/+56.4%）としました。

第一弾の初値予想はやや控えめに1,580円としました。2倍弱の2,000円のラインを目安にする人も多そうですが、一先ず落ち着いたスタートで始まったほうが今後のためかもしれません。イメージとしては予想よりも高騰とは言えない初値でスタートして、しばらくは低調な株価で推移するものの、何かのきっかけで伸びてきそうな銘柄と考えています。

企業の姿勢としてもSaaS企業として今は投資して売上拡大重視志向です。利益面で成果が出るには数年レベルでの勝負と思っていそうです。そういう感じでやや長期的な視点で見たほうが良い銘柄かもしれません。

とはいえ初値でもとりあえず人気はしてプラスにはなると思っています。野村證券主幹事ですが枚数が多いので当選チャンスはやや高めです。初値期待と当選期待のバランスを考えると良案件と言っても良いかもしれません。

数年に1度と言われる野村證券でのIPO当選が起きやすい銘柄であることは間違いないですね。