ビジョナル(4194)のＢＢスタンスと初値予想

ビジョナル(4194)のブックビル期間が4/06 (火)から始まっています。
仮条件発表日とBB開始日が同日という珍しい形ですが、なんというかほぼ海外意向で進んでそうなIPOです。

仮条件は4,500～5,000円 (変動率：+3.3% ～+14.8% 超強気 )です。
主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。野村證券得意のKY値上げですね。

スケジュールです。

ＢＢ期間 開始： 2021/04/06 (火) ～ 終了： 2021/04/09 (金)
公募価格決定 2021/04/12 (月)
購入申込期間 開始： 2021/04/13 (火) ～ 終了： 2021/04/16 (金)
上場予定日 2021/04/22 (木)

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒ビジョナル(4194)のIPO新規上場情報

新規承認前から上場観測もあり注目されているIPO（ユニコーン企業）ですが、結果的に割り当ての9割弱を海外に配分するIPOとなってしまいました。ここまで海外分が多いと国内勢は興醒めかも知れませんね。

貰いたくても手に入れにくいIPOになってそうで、さらに値ガサで買いづらさも出ると妙味に欠けたIPOというのが最終判断です。総合評価のBBスタンスもB→Cへと変更しました。地合いによっては公募割れリスクも考えると、参加するだけしんどいIPOになるかも知れません。

私の一発目の初値予想は5,100円（想定価格比: +745円/+17.1%）としました。

初値予想に関してはプラス予想です。微増としましたが、地合いや海外意向の雰囲気、上場時の需給バランスが良ければビックリの好結果の可能性もあると思います。ただ、現時点で上場日は3社同時上場ですし、いまいちパットしないIPO地合いも考慮して控えめにしています。

トーンダウンしつつもIPOの流れを活気づける結果は期待しています。

野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事ですが、個人が当選しやすいのは三菱のほうかも知れませんね。ただ、いつもならauカブコム証券でも取り扱いとなるはずが今回は紹介されていません。これはかなり個人への配分もあまりないと考えるべきかも知れませんね。

なんとなくですが、個人からビジョナルのIPOを手に入れたという声が全く聞こえない状況になるかもしれないと今から思っています。そうならば逆に上場日の需給バランス良好でプラスは固い可能性はあります。

⇒ビジョナル(4194)のIPO新規上場情報
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