PHCホールディングス(6523)のブックビル期間が9/29 (水)から始まります。
東証1部上場の今年最大級のIPOになります。ただ、売出株削減などで吸収金額は1000億以下に下がりました。海外分も多いので実質国内での吸収金額はだいぶ少なそうです。
仮条件は3,250~3,500円 (変動率:-12.2% ~-5.4% 超弱気 )です。
主幹事はSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。仮条件は想定価格をかなり下回る弱気設定ですね。やはり最初の想定価格は高すぎたでしょうか?
スケジュールです。
BB期間 開始: 2021/09/29 (水) ~ 終了: 2021/10/05 (火)
公募価格決定 2021/10/06 (水)
購入申込期間 開始: 2021/10/07 (木) ~ 終了: 2021/10/12 (火)
上場予定日 2021/10/14 (木)
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒PHCホールディングス(6523)のIPO新規上場情報
仮条件発表時のいろいろな変更点で引き合いの弱さが確認されたのではないでしょうか?仮条件が大幅な弱気設定になったのと同時に主に売り出し数がかなり減っています。
公募:5,807,500→6,611,700株(若干増加)
(国内分)2,613,300→2,975,200
(海外分)3,194,200→3,636,500
売出:40,652,900→15,476,300(かなり削減、LCA 3 Moonshot LPは売り出さず)
(国内分)18,293,700→6,964,100
(海外分)22,359,200→8,512,200
OA:6,969,000→3,313,100(かなり削減)
(国内分)3,136,000→1,490,800
(海外分)3,833,000→1,822,300
上場時の売出はかなり減りましたが、逆に言うと180日後のロックアップ解除時に売り玉を残したということになります。ここまでして数を減らさないと需要が集まらなかったというのが、今回の仮条件発表時の見立てで良いでしょう。初値は結局需給で決まると考えると、初値評価的には下げておいたほうが良いですね。
私の一発目の初値予想は3,400円(想定価格比: -300円/-8.1%)としました。
BBスタンスはD評価に引き下げました。敢えて微妙な銘柄に参戦するメリットは薄れたという見方です。このところ大型IPOは健闘していますが、それを安心材料に攻めると厳しい結果になりやすいとみました。ただ、今回の変更は主幹事勢がうまく上場させたいことから引き下げていると思いますので、少しは納得感がある状況にはなっていると思います。
単純に公募ゲットして初値売りで利益をあげたい程度ならパスしておいたほうが無難ですね。当選アディクトになっている方は参加すると貰える可能性は高いと思います。ドキドキ感と、もしかしたら微増で利益が出る可能性も十分ありますので、そのあたりは個々のスタンスによりそうです。一応、10月中旬に単独上場ですので日取りは悪くありません。
幹事団では主幹事のSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券(auカブコム証券)の他、楽天証券でも枚数が多いので当選確率は気になるところですね。10倍ぐらいの確率が出るのではないでしょうか?
⇒PHCホールディングス(6523)のIPO新規上場情報
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