INTLOOP(9556)のブックビル期間が6/22 (水)始まります。
7月の前半のIPOはこの一つだけですので、注目度が高くなりそうなのが救いでしょうか?
仮条件は2,900~3,500円 (変動率:-16.7% ~+0.6% 弱気 )です。
主幹事は東海東京証券です。吸収金額50億規模で、この主幹事では今は強気に出れないでしょう。
スケジュールです。
BB期間 開始: 2022/06/22 (水) ~ 終了: 2022/06/28 (火)
公募価格決定 2022/06/29 (水)
購入申込期間 開始: 2022/06/30 (木) ~ 終了: 2022/07/05 (火)
上場予定日 2022/07/08 (金)
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒INTLOOP(9556)のIPO新規上場情報
今のIPO地合いで、東海東京証券主幹事、吸収金額50億規模となれば、よっぽどの注目銘柄でない限り募集が集まりにくいというのが本音でしょう。東海東京証券はここ数回のIPOでも公募割れで始まっていますし、似たような案件で値がさ株は危険という見方が強くなりそうです。
論より証拠ということで2020年以降の東海東京証券のIPOを切り取って見ました。
何が言いたいかといいますと、東海東京証券主幹事のIPOはどの銘柄も公開価格より低く推移している状態です。2020年、2021年のIPOはとりあえず初値まではプラスになっていましたが、2022年では過去のIPOの価格推移を見ても期待しづらいというのが分かっていて、主幹事の想定価格には納得していないというのが公募参加者の考え方でしょう。
この状況で来る値ガサで吸収金額大きめのIPOは危険としか言いようがありません。
私の一発目の初値予想は3,500円(想定価格比: +20円/+0.6%)としました。
BBスタンスはC評価、初値予想はとりあえずは仮条件の上限で予想していますが、気持ち的には公募割れのリスクが高いと見ています。7月上旬の単独案件ですので期待したいのですが、主幹事が東海東京証券じゃなかったらな~というのが本心です。
何度も痛い目にあっている人も多いと思いますので、再び信頼を取り戻すには時間がかかりそうです。中堅どころの証券会社は再編も進み、経営状況も苦しくなっているというのは外部から見ていても分かりますが、目に見えて高いIPOを売りつけていると思われているデータがたくさん出てしまっていると悪循環は避けられないでしょう。
少し厳しいスタンスとしましたが、ここから復活するのも東海東京証券次第です。ただ、やはり信頼を取り戻すには時間がかかると思っておいたほうが良さそうですね。
⇒INTLOOP(9556)のIPO新規上場情報
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