クラシコム(7110)のブックビル期間が7/20 (水)に始まります。
8月お盆休み前の最終IPOになります。話題性は高そうというか作ろうとしている印象があります。
仮条件は1,340~1,420円 (変動率:-5.6% ~0.0% 中立 ))です。
主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。仮条件は中立です。
スケジュールです。
BB期間 開始: 2022/07/20 (水) ~ 終了: 2022/07/26 (火)
公募価格決定 2022/07/27 (水)
購入申込期間 開始: 2022/07/28 (木) ~ 終了: 2022/08/02 (火)
上場予定日 2022/08/05 (金)
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒クラシコム(7110)のIPO新規上場情報
今のIPO地合いが続くと見越して公募割れリスクが非常に高いと判断しました。BBスタンスも第一印象のC→Dへと下げました。もともと小売セクターは不動産セクターと並んで地合いが悪いときはIPO初値は悪くなるというのが定石。
さらにパッとしない主幹事のみずほ証券。吸収金額も30億超えと業種にしては大きいです。業績こそ伸び盛りですが、それが見込まれてしまってみずほ証券x小売セクター、お得意の割安感も感じられません。
唯一好感が持てるのがスケジュール面ですが、お盆前に少しでも地合い反転した状況になるかですね。そんなギャンブル的なものに賭けたくないというのが、IPO初値投資の基本的な考え方でしょう。
私の一発目の初値予想は1,350円(想定価格比: -70円/-4.9%)としました。
BBスタンスはD評価に引き下げ、初値予想は公募割れとしました。恐らくBB期間中や上場前は話題性を高く持っていきそうな気がします。「北欧スタイル」を売っていくというのもとにかく話題性というか惹きつける情報を売っているようなものですので、そういった施策は得意に見えます。
クラシコムはもともと不動産関連事業を目的として開始したようですが、スタイル転換して一気に成長して上場まで持ってきました。この新しい行動を起こすといった企業精神は見習いたいなと思うところです。しかしながら「上場おめでとう」ながら、これから買う人にとっては魅力がちょっと欠けている印象です。
2022年のIPO戦線。まだまだ地合い悪くしんどいですが、リーマンショック後のように全くIPOの数すらないといった事態ではありません。総合して少しでも利益が出せるように踏ん張りましょう。
⇒クラシコム(7110)のIPO新規上場情報
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