ソシオネクスト(6526)のブックビル期間が9/27 (火)に始まります。
10月IPOの中で一番の大型IPOになります。また今年最大級のIPOですね。
仮条件は3,480~3,650円 (変動率:0.0% ~+4.9% やや強気 )です。
主幹事は野村證券とSMBC日興証券の共同主幹事です。仮条件は大型にしては、やや強気です。
スケジュールです。
BB期間 開始: 2022/09/27 (火) ~ 終了: 2022/09/30 (金)
公募価格決定 2022/10/03 (月)
購入申込期間 開始: 2022/10/04 (火) ~ 終了: 2022/10/07 (金)
上場予定日 2022/10/12 (水)
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒ソシオネクスト(6526)のIPO新規上場情報
第一印象ではこの時期に大型全数売出IPOは厳しいということでパス評価でしたが、仮条件強気と同時に売出数増加で気になる存在になっている人も多いかもしれません。振り返ってみると今年は100億以上の吸収金額のIPOは中止などもあって一度も行われていません。まだロシアとウクライナの問題は続いているわけですが、時間が経って落ち着いたところで無事に上場できるかというところでしょうか?
半導体不足が続いている中、ここに来てカスタムSoCのシフトして事業好調の売出IPOです。価格設定はかなり割安に見えるので、機関投資家からの引き合いや需要は強いと見ていいかもしれません。ただ、それに乗じて売出数増加、仮条件UPなど反映されてしまっているので、ここからさらに初値で上昇するかは難しいところですね。すでに欲しい人には行き渡り長期的に持つことがメリットのある銘柄に見えます。
しかしながら高齢化社会の需要を見越した企業のIPOは初値が良かったりと、見えている需要に乗っているIPOは強いのが今年のIPOの特徴ですし、個人的予想よりも健闘するかもしれないと思っています。
私の一発目の初値予想は3,700円(想定価格比: +220円/+6.3%)としました。
BBスタンスはC評価で第一印象のD級評価よりは1ランク上げました。初値予想は微増程度で3,700円としています。大型IPOですので、上場時の地合いによって公募割れまでブレやすいとは思いますが、割安感があることはいいことで下値の固さは感じますね。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
冷静に過去の100億以上の吸収金額のIPOを振り返ってみると、やはり戦績はよくありません。目論見書の売り文句など魅力的な雰囲気を並べていますが、始まってみればそれも過去の話としてスルーされることも多く、過去の結果を見ればやはり手出し無用というのが基本的な評価です。
ネット申し込みでは、数が多くても意外に当選しなかった結果になって、上場日に蓋を開けてみたら公募割れで「なんだ」という結果もありますので、Dよりに近いC評価ぐらいの感覚でブックビルスタンスとして考えたいところです。
それにしても野村證券とSMBC日興証券の共同主幹事は珍しいですね。割当数も仲良く割っているみたいですし、証券会社的には扱いたいIPOなのかもしれませんね。
⇒ソシオネクスト(6526)のIPO新規上場情報
↑是非、みなさんの初値予想も投票してください!
ピタリ賞でAmazonギフト券が当たります。