SBIリーシングサービス(5834)のブックビル期間が10/03 (月)に始まります。
冠企業でもろ親子上場案件と微妙ですね。

仮条件は2,800~2,980円 (変動率:-6.0% ~0.0% 中立 )です。
主幹事は大和メインの大和・みずほ・SBIの3社共同主幹事。仮条件は中立となっています。

スケジュールです。

BB期間 開始: 2022/10/03 (月) ~ 終了: 2022/10/07 (金)
公募価格決定 2022/10/11 (火)
購入申込期間 開始: 2022/10/12 (水) ~ 終了: 2022/10/17 (月)
上場予定日 2022/10/19 (水)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
SBIリーシングサービス(5834)のIPO新規上場情報

10月IPOは前半に微妙IPOが連続して続きます。こちらも最終C級評価(4点なのでDに近い)ですが、3連続C(4)評価です。

・キューブ(服飾小売業で吸収規模でかい・・・微妙)
・ソシオネクスト(本来なら回避の売出イグジットIPOも強気姿勢と引き合い強い)
・SBIリーシングサービス(親子上場、業種も不人気、ただ価格はこなれてる)

いずれもIPO公募申込みの期待値としては微妙と言わざる負えなく、この3社全ての参加でうまく噛み合えば初値売りでも総合してプラスぐらいで考えています。

上場当日の地合い一つで結果は変わってきそうですが、このSBIリーシングサービスに関してはちょっと魅力にかける部分が多いですね。過去のIPO結果をみても、この規模感で親子上場だと初値は公募付近が関の山です。予想会社がプラスに現時点でしているのは、話半分に見ておきたいところでしょう。直前で公募価格同値ぐらいまで下げるのでは?と思っています。

私の一発目の初値予想は3,000円(想定価格比: +20円/+0.7%)としました。

なお、SBIの親子上場なのにSBI証券が主幹事として受付ないのはおかしくないか?という声が聞こえますが、逆にここをSBI証券が主幹事で請け負うことの方が忖度部分が出てくるので難しいと言えるでしょう。

日本証券業協会「有価証券の引受け等に関する規則」というのを作っていてSBI証券は「関係する発行者」にあたるようです。ここが主幹事で独占してしまうと関係性の強さから情報を独占してしまうリスクが高いということになります。本当は安値評価しないといけないのに、高く評価したりなどできそうです。

他にも証券会社系のV.C.が出資しているIPOなどでは、主幹事証券が関係の薄いところで対応していることが多いので、こういった独占的なことをなるべく避けるようにしているので、SBI証券がメインの主幹事でないというのは不思議なことではなく、むしろ敢えて対応している部分ですね。

まぁ、それにしても10月という合間上場に微妙な銘柄が3連続で出てきますので、3度も微妙銘柄があればどれかは公募割れ、どれかは予想以上に好結果はありそうです。個人的にはソシオネクストが一番多くの人に影響しそうなので、ソシオネクストには頑張ってほしいですね。SBIリーシングサービスは親子上場など気に入らない方はパスでいいかと感じています。

SBIリーシングサービス(5834)のIPO新規上場情報
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