GENDA(9166)のブックビル期間が7/11 (火)に始まります。
7月IPOの中で最もBB参加が悩ましい銘柄と言えるかも知れません。

仮条件は1,740～1,770円 (変動率：0.0% ～+1.7% やや強気 )です。
主幹事はSBI証券とＳＭＢＣ日興証券の共同主幹事。仮条件は想定価格が下限のやや強気設定です。

IPOスケジュール
ＢＢ期間 開始： 2023/07/11 (火) ～ 終了： 2023/07/18 (火)
公募価格決定 2023/07/19 (水)
購入申込期間 開始： 2023/07/20 (木) ～ 終了： 2023/07/25 (火)
上場予定日 2023/07/28 (金)

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒GENDA(9166)のIPO新規上場情報

猛烈な罠とも感じるゲームセンター事業の上場となります。目論見書をみても1枚目が「楽しく」「2040年世界一」といった、ちょっと抽象度の高い内容。2ページ目が雑誌モデルも勤める代表「申真衣」氏の紹介となっていてアピール感が強いです。具体的には結局は今やスマホゲームなどに押されて苦しい立場にあるアミューズメント施設ですので、事業内容だけを見ると買いづらいですね。

少し前に結婚式場で再上場したノバレーゼは公募割れでしたが、同じ匂いがします。

しかしながら仮条件がやや強気だったり、イメージ戦略で需要を集めていそう、直近の成長力だけをみるとまだまだやれそうという気にもなるので、騙されて初値はなんとかなるかも？と悩ましいですね。

私の一発目の初値予想は1,880円（想定価格比: +140円/+8.0%）としました。

BBスタンスはC評価。簡単に公募株が手に入りそうな規模感ですので申込みは慎重にといったところです。公募割れの確率と初値プラスの確率は現時点でイーブンと言えそうですが、それでもIPOの騰落率を考えれば公募割れの値幅よりも、初値プラスになったときに値幅のほうが大きくなりやすいことから、C評価だけど少し期待値ではあるのでは？という評価にしています。

SBI証券が一番当選しやすい事になりますが、当選株数が300株や500株などのセット配分の可能性もありますね。そしてSBI証券で多く配られるということは初値売りする層が多いということです。上場日の需給が崩れることで公募割れという残念な結果も十分覚悟の上で申し込むなら申込みましょう。

私個人としてはアミューズメント施設は斜陽と言われて久しい中、ポテンシャルは実はあると思っています。初値結果は半丁博打のような状況ですが、ゲームセンターの上場ですのでゲーム感覚・遊び感覚で参加するIPOがたまにはあっても良いのではないでしょうか？

⇒GENDA(9166)のIPO新規上場情報
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