2024年の3月IPOは後半に15銘柄が一気に登場という過密スケジュールとなりました。現在、複数銘柄でビックビル期間中となっており、当方も仮条件発表を確認次第BBスタンスを更新しています。
焦点はやはり上場ラッシュで「ジョーカー銘柄(公募割れ銘柄)」があるのか?のババ抜きの感覚で銘柄選定をすることになるでしょうか?好調地合いと言ってもIPOは一気に急変もします。
BB期間中に過密スケジュールのイメージをもって考えるのはなかなか難しいことですが、そういうイメージをもってBBスタンスを書いているものの、今年の3月上場ラッシュは意外にもC級よりもB級として評価しているものが多いです。C級も含めて全て初値プラスになって欲しいところですね。
あまり細かいことを考えて選別するよりも、とりあえず申し込んで何があたって結果がどうなるか?宝くじ的な感覚で参加したほうが、今年は楽しめるかも知れません。ただしBBスタンスで前もって銘柄ごとの予習をしておくと初値が付いたあとのセカンダリー相場も対応しやすいです。
今年は3月下旬に超過密で連続上場となるので、予想よりも初値が伸びなかった銘柄の見直し買い相場はいつも以上に期待できるかも知れません。
BB時にちゃんと選別したいという方は、やはり初値売り視点で儲かるか?というのが大事になりますので、上場ラッシュ中に大事になりそうなのは「注目度」「吸収金額」の2点が大きいです。特に最近は吸収金額よりも注目度の方が大事に感じますので、トライアルHDやソラコムといった比較的大きめの銘柄は案外注目度が高くなり安心感があり、逆に小粒だけど需給でどうにかなるだろうという銘柄が全く買いが入らず期待外れの展開の方が可能性が高いのでは?というイメージです。
そういった見方をしても、いずれにしても今年はC級の微妙と感じるものは少ないので上場ラッシュでも熟して欲しいところですね。
IPO初値予想を一覧にしたページのグラフ表示の色分けが比較的に見やすいかもしれません。上記の図で赤で囲ったあたりの銘柄が注目度の点でやや不安となりそうですね。
果たしてジョーカー銘柄が存在するのか?ワクワクしながらブックビル作業を忘れないように注意したいですね。来週からは抽選発表も豊富にあります。3月は忙しくなりますが乗り切って、4月の新年度を気持ちよく迎えたいですね。