Ｈｅａｒｔｓｅｅｄ(219A)のＢＢスタンスと初値予想

Ｈｅａｒｔｓｅｅｄ(219A)のブックビル期間が7/12 (金)に始まります。
再びバイオ赤字IPOの登場です。2024年はバイオは好調な動きになっている銘柄が多いですね。

仮条件は1,110～1,160円 (変動率：0.0% ～+4.5% やや強気 )です。
主幹事はＳＭＢＣ日興証券とSBI証券の共同主幹事です。
なお、公開価格は上下20％超えの可能性の記載はありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒Ｈｅａｒｔｓｅｅｄ(219A)のIPO新規上場情報

初値予想が難しい銘柄というのが正直なところでしょうか？もともと赤字バイオIPOはギャンブル性が高く、その時になってみないと結果がどっちに転ぶかわからない銘柄が多いです。逆の言い方をすればIPOはもともと新規公開のベンチャー企業でギャンブル性が高いものばかりですので、バイオはその真骨頂とも言えます。ですので、バイオ好きという方も多いですね。

初値や上場後の短期的な動きも、地味で割安のものより、株価的には割高や評価できなくても、事業の注目度、話題性、そしてマネーゲームになりやすいか？によって初値高騰や動意づきがある相場です。その流れからすればＨｅａｒｔｓｅｅｄ(219A)のなんとかなりそうな雰囲気になっています。

ただし、全数公募とは言え超低単位株に比べると4桁の想定価格、吸収金額も20億超えで中型、iPSは入っていますが治療内容が心不全で新味に少し欠けて治験が進んでいるのにロイヤリティ収入が減っているという期待されなさ感が気になりますね。あまり細かく考えるだけ無駄かもしれませんが、見れるところはしっかり見ておき自分なりの考察はしておきたいですね。

私の一発目の初値予想は1,280円（想定価格比: +170円/+15.3%）としました。

BBスタンスはC評価。初値予想は上場日の地合いはそれなりになると見てプラススタートとしました。プラススタートにしたものの、勝ち負けは半丁博打程度で、まさにギャンブル的だと思っています。それでも、これまでのバイオIPOを全て申し込んで公募割れも損切りして、プラスもさっさと利確するスタイルの人は、総合すれば利益になっているのではないかと思います。

またセカンダリー情勢もバイオののほうが好きという人も多いでしょう。一発当てる魅力というのは確かにありますし、Heartseedは少し地味な気もしますが、iPSというキーワードはありますね。2023年上場のクオリプスを連想する人も多いかも知れません。

ＳＭＢＣ日興証券とSBI証券の共同主幹事で、どちらでも当選は狙えそうです！

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに（分析版）

一応、ブックビルの後半まで地合いの急悪化などないか確認をしながらの申込みが良いでしょうか？赤字IPOは申し込まないと決めている人も多いでしょう。微妙なところも多く、攻めるには次点なIPOになりますが、IPOを長く楽しむには、こういうリスク選好もありかもしれません。

⇒Ｈｅａｒｔｓｅｅｄ(219A)のIPO新規上場情報
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