伸和ホールディングス(7118)のＢＢスタンスと初値予想

伸和ホールディングス(7118)のブックビル期間が10/02 (水)に始まります。
札証アンビシャス上場は約2年ぶりです。最近は地方市場上場銘柄が全く元気ないですのでタイミングは厳しいですね。

仮条件は1,400～1,650円 (変動率：-15.2% ～0.0% やや弱気 )です。
主幹事はアイザワ証券です。仮条件は下限を広げた、やや弱気な条件となっています。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報

東証プロマーケットから札証アンビシャスへの鞍替え上場と、基本的には企業側都合が垣間見えるIPOになりますので、参加側からとしたら妙味がなく静観となりやすい銘柄でしょうか？このところ地方市場上場銘柄は元気がなく、こちらはさらに外食小売で地味系、主幹事も役不足感、売出が多いIPOと初値視点では良いところがありません。

唯一、IPOプレミアムディスカウントが評価されなければ行けない銘柄なのですが、それも少し弱い印象です。売り側優勢の印象が拭えない銘柄になりますので、10月IPOは目玉IPOもある中、比較して低評価しています。

私の一発目の初値予想は1,550円（想定価格比: -100円/-6.1%）としました。

BBスタンスはD評価。初値予想は公募割れ予想です。プラス予想をしてもIPOらしい利益は望みにくいでしょうし、完全パスでもいいのでは？と考えています。安くなれば入るという中長期のセカンダリー視点に立ってみても、ロックアップ後の売り余力がありそうなことを考えると買いづらいですね。

こういうマイナー銘柄が、いつか動意づいて急騰するパターンも何度か見てきていますが、その動意づくための要素もあまり感じられませんでした。まぁ、動意づくときの理由付けは後付でどうにでもなりそうですが・・・。一応、指標的には外食小売比較で割安ですので、上場後、公開価格以下なら買い時とは評価されるかも知れません。

10月下旬は恐らく東京メトロの話題に取られる時期です。そこに札証アンビシャスの地味系銘柄のIPOがどういった出来高の船出になるのかは興味があります。

⇒伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報
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