2025年4月に入ってトランプ関税の影響を受けて株式市場が大変動しています。こうなると、もともとボラリティの高さや初期の売買の活発さが魅力のIPOの価値が失われるので、現在進行中のブックビルの判断は非常に迷うところになります。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

相場変動前からそれぞれ第一印象でC級評価としていましたので微妙判断、上場日の地合いの影響が大きくなるので、残念ながら予想するのは難しく参加はギャンブル的と言えるでしょう。相場の影響を受けてIPOで損失を被るのは嫌だという人はほぼパス目線で良いでしょうし、こういう時は参加者が少なくなるのでIPOが取りやすくなる、そして上場日には相場の影響が落ち着くと考えればチャンスと考える人もいるかも知れません。

いずれにしてもBB期間の最後の方まで粘って、申込みの是非を検討したいですね。

2025年4月10日の日経平均株価は2894円 97銭高で歴代2位という結果になりました。上記の1年チャートで見ると2024年8月に起きた大変動と同じような下ヒゲが出ているチャートになっています。なお10日の終値でも35,000円は割れており、大幅に上げたとはいえ過去1年の日経平均から比べると下落状況です。

正直なところ関税問題は続きそうですので株価の先高感というのは出てきませんが、いつもながら株価の先行きは予想しても当たらないというのが信条ですので、予想しないでその時に合わせてどう動くかが重要かもしれません。

IPOのブックビル申し込みに関しては、今の大幅な変動が続いている状況ではいつもの評価で申し込んでも結果は出たとこ勝負になりやすいです。奇しくも当方の評価でC級レベルが続きますので、通常時でしたら全部申し込んで運が良ければプラス程度の銘柄しかありません。予測不可能な部分が多い状態では積極的に推奨しづらいというのが本音になります。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

とはいえ、今日の大幅高のようにぎりぎり待っているとちょっと申し込んでおいたほうが相場環境が良くなるのではないか?と考えるようにもなるので、とりあえずブックビルの最終日まで迷うのはありでしょう。私は、今日の大幅高の結果を見ても申し込みを見直すほど気持ちは変わってないですが、ブックビルの記事を更新した4月7日~9日よりは状況が好転しているので、それは載せておかないといけないなと思い、今回の記事を作成しました。

現在ブックビル期間中の3銘柄のBBスタンス更新は上記の赤丸で囲んだ状況で書いています。

IPOの記事を書いているサイトですが、こういう時期はIPOはちょっと横目に別の部分でエッジのありそうなところを狙ったほうが良いのではと単純に思っています。