伊澤タオル(365A)のＢＢスタンスと初値予想

伊澤タオル(365A)のブックビル期間が6/04 (水)に始まります。
前回の上場からゴールデンウィークも挟んで期間が空いたことで、久々感を感じますね。

仮条件は700～750円 (変動率：0.0% ～+7.1% やや強気 )です。
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSBI証券の共同主幹事です。仮条件は若干上振れとなっています。

また売出価格は560～900円の範囲で決定する可能性の20％超え言及はあるので注意です。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒伊澤タオル(365A)のIPO新規上場情報

久々のIPOということで期待したいところですが、これまた微妙なIPOでのスタートとなります。気になる点としては「ジャフコのイグジットIPO」「東証スタンダード上場で吸収規模中型」「セクター繊維製品で地味系」といったあたりでしょうか？初値高騰は望みにくい条件が揃っています。

一方でタオルというニッチ分野で認知度と人気が高いという点は評価できます。日本企業の繊維製品は質が高く、日本を含め海外でもグローバルスタンダードなタオルという評価になれば面白いかも知れません。売り方もファブレスでAmazonで消費者の要望にあった、ある程度の品質保持されたものが低価格で買える、IP事業者にもコラボで一定以上の品質の商品を用意できるのは強みでしょう。

私の一発目の初値予想は800円（想定価格比: +100円/+14.3%）としました。

BBスタンスはC評価。初値予想は高い上昇は難しいかも知れないがプラススタートには期待したいところです。特に久しぶりのIPOにはなりますので好スタートの期待度は高く、6月IPOは翌週から連日上場となりますが、これといった目玉IPOもないことから知名度と一発目という特徴を活かして買いが入りやすくなればと感じます。うまく行けば800円以上の初値も現時点では可能性として感じています。

中長期的視点に立つと、ジャフコが半数売出後にまだ株を保有しますので、株価が上昇すればロックアップ解除後に追加売り抜けがあるため株価の上昇は難しそうに見え期待できません。しかし、それなりに配当もあるしニッチで期待できないこともないため低単価・高配当株として、株価が一時的に下がれば保有してみても面白いかも知れませんね。

強弱入り乱れの微妙銘柄ではあるものの、個人的にはリスクは案外低めのIPOと捉えています。初値で微増狙い、長期保有の取得単価が売り出し想定価格の700円ぐらいであれば、長く楽しめるかも知れません。配当貰いながらタオルの株主優待新設にも期待したいですね。

⇒伊澤タオル(365A)のIPO新規上場情報
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