ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)のＢＢスタンスと初値予想

ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)のブックビル期間が6/05 (木)に始まります。
2022年に上場予定だった銘柄の出直しIPOです。出直しIPOは価格設定など見直されているため初値は上昇しやすいですね。

ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO新規上場情報（2022年上場予定時の情報）

仮条件は2,450～2,480円 (変動率：0.0% ～+1.2% やや強気 )です。
主幹事は野村證券です。仮条件は若干上振れとなっています。

公開価格が仮条件の上下20％超えの可能性に関しては文言がありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)のIPO新規上場情報

事業内容は大手企業向けの健診ソリューションサービス。健康管理SaaSを提供しています。大手企業向けということで安定感のある業績推移が見どころでしょうか？3年前からも引き続き増収増益傾向が続いており、想定価格は3年前より高いものの、業績の伸びを考えれば十分安い想定価格での登場です。これなら公募株は人気が出るでしょう。

全体的に見て初値視点でマイナス要因が少ない銘柄と感じました。上場後、一旦の水準まで上がってから再評価してどうなるか？といった感触です。

私の一発目の初値予想は3,500円（想定価格比: +1,050円/+42.9%）としました。

BBスタンスはB評価。初値予想はやや甘めに見て1.5倍弱の3,500円としました。3,000～3,500円ぐらいの幅で予想する中で、どちらかというと初値は3,000円以上でも買い圧力が続くと見て高めに予想しています。今年の6月IPOは数がそれほど多くなく、目玉IPOもあまりないことからこういった良好評価できるIPOが素直に上がりそうと感じています。

主幹事を務める証券会社も好発進のIPOで成果をあげて、IPO地合いを良くしていきたいところでしょう。野村證券の手腕にも期待です。

ここ最近は一撃3桁万といった超弩級のIPOが期待できなくなりましたが、コツコツとプラスIPOで積み重ねていくようなスタイルの変化にも注目ですね。そのためには、できる限り公募割れは避けて年間を通して初値勝率があがる結果が出て欲しいですね。

⇒ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)のIPO新規上場情報
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