山忠(391A)のブックビル期間が7/11 (金) に始まります。
名証メイン上場の不動産業という地味系案件の為、盛り上がらないかも知れませんが隙間上場ということで、多少は注目度は上がりそうです。

仮条件は2,520~2,600円 (変動率:-3.1% ~0.0% 中立 )です。
主幹事は藍澤證券です。仮条件は想定価格と上限とする中立設定です。

公開価格が仮条件の上下20%超えの可能性についての文言はありませんでした。

IPOスケジュール
BB期間 開始: 2025/07/11 (金) ~ 終了: 2025/07/17 (木)
公募価格決定 2025/07/18 (金)
購入申込期間 開始: 2025/07/22 (火) ~ 終了: 2025/07/25 (金)
上場予定日 2025/07/29 (火)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
山忠(391A)のIPO新規上場情報

愛知県に本店がある不動産業です。不動産関連を手広く行っていて、現在は不動産価格も好調推移ですしインフレ気味の世の中ということもあり業績は堅調推移となっています。しかし、ここに来てのIPOで期待感が持てるようなものでもないので、やはり初値は需給面で不調にもなりやすい銘柄ですね。

主幹事、藍澤證券ということもあり内容としては悪くないのでしっかり上場前に売り切りそうですが、初値はどちらに転んでもおかしくない銘柄です。とはいえ、公開価格は長期的に見れば買い価格には見えます。中長期も含めて考えられる方向けIPOになりそうです。

私の一発目の初値予想は2,800円(想定価格比: +200円/+7.7%)としました。

BBスタンスはB評価としました。この手のIPOはC級評価が基本で初値は公募付近または公募割れのリスクもありそうです。公募割れのリスクとしては上場時が閑散になった時に、一定数の売り圧は感じられるので、買い勢が下値で待つと下押ししそうです。とはいっても7月末の隙間上場というのもあって、結局待ってても安値で買えない可能性もあり、とりあえず初値プラス予想の2,800円を第一弾予想としました。

B級評価にもしたので初値はプラス確率が高いと見ていますが、この銘柄は下がったら買い、さらに下がったら買いましといったやり方のほうがよく似合う銘柄と感じます。上場株価でも割安感があるけど、さらに下がって買い時が来る地方上場IPOはたくさんこれまでにも見てきました。今回も同様になるのか?上場時から狙われて、一時的に上がるシーンがあるのか?見ものなIPOかもしれません。

8月はIPOは夏休みに入りますので、基本、この7月末の山忠が休み前の最終IPOとして見られやすいです。そうなると、一時的に同意づく可能性に賭けて、それが来なければ大きく下押しするなら買い単価を下げておいて、いつ来るかわからないけど上がるのを待つなんて戦略が活きそうですね。

山忠(391A)のIPO新規上場情報
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