UNICONホールディングス(407A)のブックビル期間が9/09 (火)に始まります。
UNICORNだったらなんだか凄そうですが、ゼネコン連合体(UNICON)で地味系銘柄になります。

仮条件は1,000~1,060円 (変動率:-5.7% ~0.0% 中立 )です。
主幹事は野村證券です。さすがに仮条件を引き上げることはしませんでした。

公開価格が仮条件の上下20%超えの可能性についての文言はありませんでした。

IPOスケジュール
BB期間 開始: 2025/09/09 (火) ~ 終了: 2025/09/16 (火)
公募価格決定 2025/09/17 (水)
購入申込期間 開始: 2025/09/18 (木) ~ 終了: 2025/09/24 (水)
上場予定日 2025/09/26 (金)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
UNICONホールディングス(407A)のIPO新規上場情報

筆頭株主のVCが持ち株の半分程度を放出する、公募なしの売出しイグジットIPOになります。また東証スタンダード上場、建設業セクター、地方本店、業績横ばいで成長性なしといったIPOプライマリー戦線ではデメリットの多い銘柄で、残念ながら評価を上げるポイントはあまりありません。

そんな中、妥当な割安感を感じる部分でどこまで買い手がつくかですね。親引けが多く上場前に広く関連会社などに配られることを考えると、上場時に買う層は単純に株価を割安とみなしてポートフォリオに組み込む程度になりますが、敢えて東北のゼネコン連合体をわざわざ入れる思惑が感じ取れません。といううことで買い需要は薄いのではないか?というのが見立てです。

私の一発目の初値予想は1,100円(想定価格比: +40円/+3.8%)としました。

BBスタンスはC評価としました。初値予想は公募付近でとりあえず微増までということで1,100円としました。買い手がつかないと一時的な公募割れも十分ありそうですが、極端な下落リスクも感じませんので、普通に売り出し株でも割安、さらに落ちる瞬間があれば超激安で買いたいとなりそうです。

中長期で持てば割安が是正されて株価が上がりそうにも見えますが、こういう銘柄は結構時間がかかってつまらないこともありますし、そうであればIPOの短期的な値動きで楽しみたいという方にとっては、毛色が違うIPOとして静観、またはパス銘柄になるでしょうか?

9月はやはり注目はオリオンビールで、そちらも主幹事は野村證券です。9月IPOは3銘柄しかないのに注目のオリオンビールが野村證券主幹事で、こちらも1日違いで地味系イグジットIPOを出してくるあたり、なんだか匂いますね・・・。

UNICONホールディングス(407A)のIPO新規上場情報
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