NE(441A)のブックビル期間が10/17 (金)に始まります。
HameeのスピンオフIPOです。スピンオフIPOは通常のIPOとは少し違った視点での対応が必要でしょうか?
仮条件は730~750円 (変動率:0.0% ~+2.7% やや強気 )です。
主幹事はみずほ証券です。仮条件は想定価格を下限として少しだけ上振れとなっています。
なお、公開価格が仮条件の上下20%超えの可能性に関する文言はありませんでした。
BB期間 | 開始: 2025/10/17 (金) ~ 終了: 2025/10/23 (木) |
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公募価格決定 | 2025/10/24 (金) |
購入申込期間 | 開始: 2025/10/27 (月) ~ 終了: 2025/10/30 (木) |
上場予定日 | 2025/11/04 (火) |
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒NE(441A)のIPO新規上場情報
これまでのスピンオフIPOを振り返っておきましょう。
カーブスホールディングス(7085)のIPO新規上場情報(2020年3月、コシダカHDからのスピンオフ)
国内初のスピンオフでした。結果は公募割れ、ただし公募数も多くジャブジャブ感もありました。スピンオフ第一号ということで初物は面白そうか?と思っていましたが、あてが外れています。
シマダヤ(250A)のIPO新規上場情報(2024年10月、メルコHD(現バッファロー)からのスピンオフ)
2例目のスピンオフ上場。こちらも初値は公募割れで、現在も公開価格を下回って推移しています。スピンオフ元と事業内容が大きくかけ離れていましたし分離は良い感じですが、上場時の投資ファンドの放出が気になっていた銘柄です。スピンオフ元のバッファローの方が強い状況ですね。
今回が3例目のスピンオフIPOになりますが、様相が違うのは今回は上場時の公募株がかなり小粒、事業内容もECプラットフォームで、Hameeがそのプラットフォームを利用したEC事業ということを考えると上場する「NE」の方が価値があるように感じます。前二例では初値は公募割れでしたが、今回は少し勝手が違うようには感じます。
私の一発目の初値予想は900円 (想定価格比: +170円/+23.3%)としました。
BBスタンスはB評価としました。初値予想はとりあえずプラスではあるもののいきなり大きく上がると現状のHameeの株価が無価値レベルになってしまうので、それは流石にという判断です。800~900円ぐらいがイメージされるところでしょうか?Hameeから割当される層からの売り圧もかなり大きいことから、通常の小粒IPOのような需給展開にはなりにくいです。
公募募集分は幹事団もみずほ証券、SBI証券、楽天証券と3社と少なく貰える見込みもかなり低いことからBBはとりあえず済ましておいて、後はHameeをどの株価で買っておけば、このスピンオフIPOでうまく儲けが出せるか?判断するのが良いでしょう。
そう簡単には行かないでしょうし、ECプラットフォーム事業も業績が頭打ちでレッドオーシャンビジネスになってきているとは感じます。特段、新規性が高い内容ではないことから注意したいですね。そうは言ってもB級評価レベルの評価はして良いと考えています。
⇒NE(441A)のIPO新規上場情報
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