ミラティブ(472A)のＢＢスタンスと初値予想

ミラティブ(472A)のブックビル期間が12/03 (水)に始まります。
ライブ配信プラットフォーム事業で面白みがあるのですが、上場タイミングが悪く苦戦するかもしれません。

仮条件は850～860円 (変動率：0.0% ～+1.2% やや強気 )です。
主幹事は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。仮条件は10円だけ上に広げています。

なお、公開価格が仮条件の上下20％超えの可能性に関する文言はありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒ミラティブ(472A)のIPO新規上場情報

スマホで顔出しせずアバター（分身キャラクター）などを使ってコミュニケーションを取りながら一緒にゲームなどが出来ます。新世代のコミュニケーションツールとして流行りそうではありますが、実際どこまでインパクトのある流行りになるかはまだ疑問なところはあります。黒字化して上場準備が整ったら、さっそくVC勢の売りの多い出口案件となっています。12月の上場ラッシュ中で、他の銘柄と比較されると買いにくい銘柄になったという判断です。

仮条件発表時に売出し数が増加されましたが、上場後も断続的な売り圧を感じる銘柄で、事業の注目度をプラス加点してもここに参加したくないという人が増えそうです。

私の一発目の初値予想は850円 (想定価格比: 0円/0.0%)としました。

BBスタンスはC評価としました。初値予想は公募割れリスクありの850円としました。これまでもそうでしたが、ここ最近のIPOでもやはりイグジット臭のするIPOは人気がありません。公募割れとなっているIPOも殆どが、今回のようなVCの出口案件になってしまっているIPOが上場初日に買いが入らず厳しい公募割れスタートになってしまい、その流れでさらに株価が崩れるという展開が多いです。

ここはプライム上場が2連続で続いた後の単独上場です。翌日には3社同時上場を控え、そちらでも選別色が出てきそうですが、上場ラッシュの中での選別色をもろに受けそうな上場日程となります。公募割れした時の「弱いものはより弱く」も意識すると、先売り感のある銘柄は触りづらいですね。

頑張って欲しいという願望はありますが、12月上場ラッシュの中で評価の判別に強弱をつけるとするとマイナス面が多いのではないか？と感じます。

⇒ミラティブ(472A)のIPO新規上場情報
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