ギミック(475A)のブックビル期間が12/04 (木)に始まります。
3社同時上場の中で地味系IPOという点で、少し初値など苦戦しそうなイメージがあります。
仮条件は1,120~1,150円 (変動率:-2.6% ~0.0% 中立 )です。
主幹事は野村證券です。仮条件は想定価格と上限とした中立設定です。
なお、公開価格が仮条件の上下20%超えの可能性に関する文言はありませんでした。
| BB期間 | 開始: 2025/12/04 (木) ~ 終了: 2025/12/09 (火) |
|---|---|
| 公募価格決定 | 2025/12/10 (水) |
| 購入申込期間 | 開始: 2025/12/11 (木) ~ 終了: 2025/12/16 (火) |
| 上場予定日 | 2025/12/19 (金) |
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒ギミック(475A)のIPO新規上場情報
まず日程面を無視して銘柄の中身を見ていくと、東証スタンダード上場のサービス業。業績は増収を続けており良しと言ったところ、価格設定も普通のIPOレベルのディスカウント性は感じます。いわゆる普通に悪くないIPOとして評価できるので、通常時であればB級評価で、まぁ参加したいIPOと言って良さそうです。
ところが上場日が大型IPOも含む上場ラッシュで混み合う週の最終日、さらに3社同時上場です。同時上場にはパワーエックスといった話題性が強そうな銘柄もあり煽りをかなり受けそうです。買い分散から買いはかなり少なくなりそうで、後は売り方の動きと主幹事の手腕にかかってきそうと感じます。そこにきて、主幹事野村證券の銘柄というのは少し手助けになるでしょうか?
私の一発目の初値予想は1,300円 (想定価格比: +150円/+13.0%)としました。
BBスタンスはB評価としました。あまり推せる状況ではないのでC評価と迷いましたが、買いが少なくてもなんとか初値は格好をつけるのではないか?という予想にしています。初値は1,300円とB級評価にしては微増にしました。公募付近で始まってしまうと、公募割れ状態に放置される可能性もある銘柄と感じます。
この手のIPOは創業者系が上場をゴールにして、その後の動きがあまり活発にならないようなことも多いのが気になります。ギミックはもともと地域情報ポータルサイトで進めようというところ、医療関係ポータルにピボットしたことで、上場するまで伸びました。ここで一旦、ご褒美ゴール的な印象も否めません。
短期視点で少しでも利益が出るような売買が取れたら満足したい銘柄かと感じます。そのためには、やはり初値で格好をつける展開に期待したいですね。野村證券は単独主幹事は上場ラッシュ中にこの銘柄だけですので、しっかり対応してくれるのではないでしょうか?
⇒ギミック(475A)のIPO新規上場情報
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