テラテクノロジー(483A)のＢＢスタンスと初値予想

テラテクノロジー(483A)のブックビル期間が12/09 (火)に始まります。
スタンダード市場上場で地味業種が、１２月上場というのがどうなるかですね。

仮条件は2,010～2,090円 (変動率：-3.8% ～0.0% 中立 )です。
主幹事はSBI証券です。仮条件は想定価格と上限とした中立設定です。全数売出で強気には行きづらいですね。

なお、公開価格が仮条件の上下20％超えの可能性に関する文言はありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒テラテクノロジー(483A)のIPO新規上場情報

期数35期、業種はシステム開発で大手ベンダーの需給請負などをしている典型的なSIerですね。情報・通信業セクターで安定感はあるもののIPOとしての新規性や面白みには皆無です。それが12月の上場ラッシュのタイミングで出てくるというのは初値は予想ほど伸びない気がします。さらに公募なしの全数売出は嫌われそうです。

一方でIPO視点抜きにすれば、普通に割安株を売出し豊富だから少しディスカウントして買う機会があると思えば投資対象になるかもしれません。吸収規模も小～中規模ですしラッシュ期にしては単独上場となったので、多少忌避される部分があってもなんとかなるのではないでしょうか？

私の一発目の初値予想は2,450円 (想定価格比: +360円/+17.2%)としました。

BBスタンスはB評価としました。この手のIPOはC級評価でお茶を濁したいところですが、メリハリを付けて予想したいのでB級評価で、初値プラスは大丈夫だろうという意味と、公募割れしてもしばらく持っておけば公開価格ぐらいは指標水準訂正的に戻るのでは？という感覚です。

初値予想は2割アップ程度で2,500円には行かない程度と予想しています。公開価格が2,000円強あたりになります。もし公募割れなら2,000円割れまで行きそうな価格帯ですが、その場合も結局は先々2,000～2,500円ぐらいの枠に収まりそうな銘柄と感じますね。

SBI証券主幹事IPOという事で楽しみですが、実際地味系で全数売出というのは妙味に欠けるというか、面白みはないところが残念です。他の銘柄のほうが話題性などで盛り上がりそうなので、ここはこっそりと儲けになればOKぐらいに見ておきたいですね。

⇒テラテクノロジー(483A)のIPO新規上場情報
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