アイリッジの初値レポートです。
上場日は7月16日でしたが、初値がついたのが7月21日となりました。
3日目の値付けはビーロット以来です。また5.1倍は本年度暴騰率では最高です。
初値売りで約51.5万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
【3917】アイリッジ(公募価格1,200円)
初値:6,350円(公募比: +5,150円/+429.2%)
高値:7,350円
安値:5,710円
終値:7,350円
出来高:1,168,900株(公募売出総計:330,000株)
O2O提供アイリッジ、初値5.3倍-3日目成立は昨年12月来
(ブルームバーグ):オンライン上での特典情報を告知し、実店舗(オフライン)の消費者行動につなげるO2Oソリューションのアイリッジ は、東証マザーズへの新規上場3営業日目となった21日にようやく初値を形成した。公開価格の1200円に対し5.3倍の6350円だった。
同社は前週16日に新規株式公開(IPO)し、上場2日目の17日も買い気配のまま、取引は成立しなかった。3日目の初値形成は昨年12月上場の総合不動産コンサルティングのビーロット以来。
同社は2008年8月の設立で、東京都千代田区に本社を置く。位置連動対応のプッシュ型情報配信サービス「popinfo」を中心に、キャッシュレスサービス用のプラットフォーム「C-less」、位置情報を連動させたスタンプラリー製品「SmartRally」などの提供を行う。popinfoは、位置情報や属性情報、時間帯に基づき効果的なタイミングで情報をユーザーへ通知するもので、集客・販促効果はメールマガジンの10倍以上としている。
15年7月期業績計画は、売上高が前期比53%増の7億3300万円、営業利益が3.9倍の1億500万円、1株利益は28円13銭、公開価格ベースのPERは43倍。スマートフォンの普及、O2O市場の拡大加速を見込む。上場に際し公募25万株、オーバーアロットメントを含む売り出し12万9500株を実施。主幹事は野村証券が務めている。
アイリッジは最高のスタートを切りました。5.1倍というとんでも初値を付けながら、即金規制の中、ストップ高で引けています。公募組・セカンダリー組共に利益を出している最強IPOの称号を与えるような形です。
それにしても、大手予想会社のあの低い予想は何だったんだろうという感じです。
当方も全IPO銘柄に評価や分析をしていますが、あくまでも参考にして自分の力で考えることが重要かと思っています。明らかに株価はいき過ぎなのですが、それでも株価を押し上げる要素はIPOには独特なものがありますね。
スケジュール的に、来週中盤までIPOがないことも影響しているでしょう。また地合いも格段に良くなっておりなんとなく新興銘柄に資金が来ている感触があるのも大きいです。
IPOは流れも速いので気をつけないといけませんが、荒波に乗って乗り切りたいですね。サーフィンがうまい人はIPOも強いかもしれません。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想の平均値は4,268円、最高値は8,400円までありました。読者予想で4000超えとなっていて、地合いが良ければこの初値も頷けます。
私は3,600円と、これでも強気予想だったのですが(3倍予想)、今年最高などとなると予想では手が負えませんね。
引き続き初値予想お願い致します。