デクセリアルズの初値レポートです。
残念ながら公募割れとなってしまいました。せめてもの救いは初日で公開価格以上の値は見えていることでしょうか?
初値売りで約5千円のマイナスです。当選者の方、残念でした。
【4980】デクセリアルズ(公募価格1,600円)
初値:1,550円(公募比: -50円/-3.1%)
高値:1,609円
安値:1,530円
終値:1,589円
出来高:10,742,300株(公募売出総計:49,363,000株)
デクセリアルズが1部新規上場、初値は3.1%安に-光学材料
(ブルームバーグ):中小型ディスプレー向け光学、接合材料メーカーのデクセリアルズ が29日、東証1部市場に新規株式公開(IPO)した。公開価格の1600円に対し売り気配で始まり、初値は3.1%安の1550円となった。公開価格割れは、4月21日上場の物流向け不動産会社のシーアールイー 以来。
同社は2012年6月の設立で、東京都品川区に本社を置く。前身は、ソニーの全額出資で1962年3月に設立されたソニーケミカル。モバイル機器などの表示画面の視認性、コントラスト化を高める光学弾性樹脂やタッチパネルなどの光学関連材料、ガラス基板上に直接ICを実装できる異方性導電膜など接合関連材料、表面実装型ヒューズなど電子部品材料の製造・販売を手掛ける。
16年3月期の連結業績計画は、売上高が前期比15%増の756億円、営業利益が24%増の119億円、1株利益は111円11銭、公開価格ベースのPERは14倍。中小型ディスプレー市場では新興国市場、車載用をはじめとする産業用市場を中心に堅調な拡大が中期的に続くと見込む。上場に際しオーバーアロットメントを含む売り出し5404万9000株を実施。主幹事は大和証券が務めている。
出来高が売り出し総計の5分1ほどです。まだ、株主構成はそれほど変わっておらず上場前ホルダーは、長期保有で持つ方も多いかもしれませんね。
私自身は長期で保つ場合も、一旦は初値で売って買い戻すスタンスです。セカンダリーと初値売りを別で考えないと、頭がすっきりしない部分があるので、手数料分損と思うかもしれませんが、セカンダリーも参戦する方にはオススメします。
公募割れも予想できた銘柄ですが、初期の段階である程度悪くない評価にしていますので、今後多少の株価回復は願いたいです。ただ、個人的に業種は好きになれないので、私が長期的にこの株を持っていることはなさそうですね・・・。
一先ず、ブログ上での予想は敗北です。素直に反省します。ただ大手予想さんは一度でもいいから公募割れ予想を出して欲しいですね(笑)
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。3名がピタリ賞です。ベン様、dora様、予想屋様です。
7月が全て終わった後に抽選でアマゾンギフト券を送らせていただきます。当方、IPOの配分でこの銘柄はマイナスながらプレゼントを出すという、踏んだり蹴ったりですが(笑)、確実にピタリ賞の方にはプレゼント出しますので、楽しみにお待ちください。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き初値予想を、お願い致します。