東海ソフト(4430)の初値は2,872円でした。2日目の値付けとなったリックソフトと合わせてレポートしたいと思います。
初値売りで約13.7万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます。
【東海ソフト(4430)】(公募価格1,500円)
初値:2,872円(公募比: +1,372円/+91.5%)
高値:2,969円
安値:2,372円
終値:2,469円
出来高:1,588,700株(公募売出総計:600,000株)
東証2部上場の銘柄としては初値は2倍近くまで行き好調な結果となりました。ただし、初日の動きは3,000円手前で弾き返され、その後はズルズルと下落、一時ストップ安まで沈んでいます。引けで少し買われていますが、判断は難しいですね。
出来高は公募売出総数を3回転していませんが、東証2部上場にしては大商いですね。私は初値予想を直前でも2,100円とやや控え目にしていましたが、初値自体は大外れです。ただ、乖離分が初日ですでに埋まってきている印象も受けました。
何はともあれ、東証2部銘柄で2倍近くの初値になったのはIPOに良い印象を与えたと思います。これをみて3月銘柄も人気がついてくるのではないでしょうか?
今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想よりもさらに強い初値になったことは間違いないです。短期的な資金が結構だぶついている印象を受けますね。3月にたくさんのIPOがありますので、ここまで高値だと撤退も早く今日の株価の下落に繋がったのかもしれません。
次に2日目となったリックソフト(4429)です。
初値売りで約50.5万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます。
【リックソフト(4429)】(公募価格4,000円)
初値:9,050円(公募比: +5,050円/+126.3%)
高値:10,300円
安値:9,050円
終値:10,300円
出来高:601,300株(公募売出総計:256,000株)
昨日の勢いだと1万円超えの初値が見れそうな雰囲気でしたが、今日は9時早々に値が付きましたね。即金規制入りで値ガサというのもあり、買い手がかなり減ったかもしれません。1枚あたりの単価が高くなるので初値あたりでは買いにくいイメージですが、逆にこういったところを責められる方がセカンダリーでも儲けられると思っています。
結果的には初値良し、セカンダリー良しでA級評価に恥じない内容を残してくれました。明日以降も値ガサで値動きは激しそうです。
こちらも今回はピタリ賞がでませんでした。
9,050円なら誰か予想してそうでしたが、いませんでしたね。こちらは予想よりも案外安く付いたと感じる人も多かったかもしれません。即金明けになって買いが入るのか気になりますが、参戦してない人も結果だけは見ておいて、ご自身の戦略のためのデータ蓄積にしておくことをオススメします。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
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