期待度満点のモルフォは上場2日目にして値がつきました。
公募比2倍以上になった銘柄は今年初めてです。
久しぶりにIPOの醍醐味をみました。
終値は初値を上回っています。
【3653】(株)モルフォ
(公募価格2,250円)
初値:4,840円(+115.1%)
高値:5,500
安値:4,565
引け:5,410
東京証券取引所マザーズ市場に21日に新規株式公開(IPO)したモルフォ株が上場2日目のきょう、初値4840円を付けた。公募価格2250円の約2.2倍での売買成立。
同社は、東京大学出身の技術者が中心となり、2004年5月に設立された。画像処理技術の研究・製品開発を行い、動画・静止画撮影の手振れ補正技術は国内のほとんどの手振れ補正付携帯端末に採用されている。また、画像の高速表示技術や単眼カメラを使って3Dステレオ画像が生成できる技術などを開発、製品化している。
同社の開発した製品はNTTドコモをはじめ、国内大手通信各社の携帯端末に搭載され、ドコモとは業務資本提携を07年10月に締結、共同研究も実施している。11年10月期の単独業績予想は、売上高が前期比22%増の17億3000万円、営業利益が同5.4%増の3億3000万円、1株当たり純利益は171円36銭(予定期中平均発行済み株式数で算出)。公開価格から算出した予想PER(株価収益率)は13倍。
水戸証券投資情報部の岩崎利昭課長は21日、「投機的な資金も集まっているようで、初値天井になる気配だ」と指摘していた。
上場初日の前日は、5180円買い気配のまま終了。きょうは朝方から一転、売り注文が先行し、前日気配値からやや水準を下げての初値形成となった。初値後は、一時4565円まで下げた。同社は上場に際し、24万株の公募を行い、オーバーアロットメントを含む売り出し14万5400株を実施している。主幹事は野村証券。 (ブルームバーグ)
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
2倍以上で色分けされているオレンジ色が始めて出ました。
読者初値予想にピタリ賞はいませんでした。
この結果はどちらかというとポジティブにサプライズな結果となりました。
・みんなの予想結果表
⇒IPO初値予想、読者予想の結果と投票所
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このまま行けば注目度があがり初値が期待できますね。