本日は2銘柄の上場予定でしたが、結果として注目度に差がついた結果となりました。同時上場の場合は、こういった強弱差が付くと、それが助長される動きになりやすいですね。
まずは、コーユーレンティア(7081)。
初値売りで約6.2万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
【7081】コーユーレンティア(公募価格1,890円)
初値:2,510円(公募比: +620円/+32.8%)
高値:2,625円
安値:2,260円
終値:2,290円
出来高:3,348,000株(公募売出総計:1,000,000株)
初値はプラスにはなったものの予想よりも弱い結果となりました。こうなってしまうとIPOは深追いは禁物です。あまり人気がないことを露呈してしまったので後も続きませんでした。2020年最初の初値にしては物足りない結果だったかも知れません。
ただ、出来高を見てみると公募売出総計の3回転以上していますので、参加者自体は多かったと思います。その中で値動きがイマイチだったのでセカンダリー初戦としては厳しい結果になっている人も多いかも知れません。ジモティーが値付かずということで参加したい気持ちが勝ってしまった状況かもしれませんね。
いちよし証券主幹事案件で期待しましたが、結局ジャスダック上場でレンタル業ということで新規性をあまり感じないことから話題に欠けてこういった結果になってしまったところでしょうか?
一方のジモティーが結局翌日持ち越しで、来週からはこの銘柄も含めて仕切り直して見ていきたいと思います。幸い2月IPOは後半まで間が空きますので、そこそこ注目は続くと思います。
こちらはピタリ賞がでませんでした。
2,500円の予想もあったので惜しい人もいました。私は1号アノマリーも想定して3,400円とかなり強気予想でしたが、大外れで年始めから一人反省会です・・・。
本日値が付かなかったジモティー(7082)の状況です。
最終気配2,300円で約1.45倍の買い越しとなっています。
2,300円で値がつくか?という気配状況もありましたが終盤につれて今日は値が付かないレベルまで気配を切り上げていました。概ね2,400円といったところですが、来週になって状況次第では初値吊り上げで2,500円ぐらいまで頑張るかも知れません。
やはり注目度の高いジモティーが欲しかったところです。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
以上、2銘柄の結果でした。
初値割れはないですが、イメージよりは勢いが強いわけではないIPOを見たような気がします。こうなるとインフラファンドなどは素直に公募割れに向かいそうな気がします。