本日は前日持ち越しとなった2銘柄の初値がつきました。初値は好調だったものの2銘柄ともに初日冴えない展開です。即金規制明けの明日以降の動きも気になりますね。
とりあえず次の上場までは再び2週間程度空きます。
まずは、GMOフィナンシャルゲート(4051)。
初値売りで約40万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
⇒GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO新規上場情報
【4051】GMOフィナンシャルゲート(公募価格2,540円)
初値:6,550円(公募比: +4,010円/+157.9%)
高値:6,750円
安値:5,550円
終値:5,550円
出来高:814,300株(公募売出総計:448,800株)
初値は結局約2.6倍程度の6,550円となりました。1枚あたり40万の利益ですのでGMOクリック証券などで頂いた人はGMO様様ですね。しかしながら、その後の動きがいけませんね。やはりGMO系のIPOは癖が悪い気がします。初値がついてからの急落が大きいですね。
後場はほぼストップ安張り付き状態で何度か盛り返そうとした気配もありますが、結局ストップ安で引けています。明日はどの辺りを底にするのか探る展開になりそうです。
企業自体はドル箱事業に感じますので、落ち着いたところでまた買い場があるかも知れません。GMO系銘柄ですので株主優待で再びGMOクリック証券の手数料キャッシュバックなども提供される可能性はあります。
こちらはピタリ賞がでませんでした。
読者予想でも6,000円超えの予想はたくさんありましたので、ある程度予想された初値と言えそうです。また急落なども予想しながらセカンダリー勢は攻めていると思いますので、落ちてしまったものは仕方ないといったところでしょうか?
次は、アイキューブドシステムズ(4495)。
初値売りで約63万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
【4495】アイキューブドシステムズ(公募価格 3,750円)
初値:9,430円(公募比: +6,310円/+202.2%)
高値:9,490円
安値:7,930円
終値:8,200円
出来高:737,800株(公募売出総計:150,000株)
こちらの初値は9,430円と節目の1万円は到達できずに値が付きました。その後も初値後にすぐ急落、値幅が大きく1万円が遠のいています。やはり値がさ株は動きが大きいので1枚あたりの損失も大きいです(もちろん公募株を1枚でも持っていた方は良い給料となりました)。
こちらはプラチナチケット系ですので売りさえなくなれば青天井の可能性もありますが、1万円を超えることが出来るのか?明日の即金規制明け以降の動きには注目したいです。2週間上場もないですので手がつけやすいのはこの銘柄な気もしています。
野村證券主幹事ですので、一回は派手な値も見せそうな気もしますが、あまり憶測で記事を書くのは控えたいと思います。セカンダリーの動きは予想しても難しいですね。
こちらはピタリ賞は出ませんでした。
1万円台超えの初値予想も多く、予想の中央値も9,000円でした。読者予想の雰囲気を見ていても一旦は1万円つけても良い気がしますが、やはり値嵩株を触るのは損益の動きが大きくて負担になりそうです。だからこそ狙い目かもしれませんが・・・。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
以上、2銘柄の結果でした。
これで7月のIPOは残すは最終日の2銘柄となりました。6月以降のIPOは初値だけみると連日高騰ばかりです。正直行き過ぎ感は否めないので、本日の初日の厳しい動きが明日以降どう繋がっていくかは気にしておきたいところです。