このところ複数上場が続いたので、やはり一銘柄だけの上場となると注目度と集中度が上がりますね。結果は初値良、その後上がって、ダラダラ下がるというIPOらしい展開でした。
初値売りで約4.8万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【クリングルファーマ(4884)】(公募価格1,000円)
初値:1,480円(公募比: +480円/+48.0%)
高値:1,780円
安値:1,195円
終値:1,203円
出来高:4,517,400株(公募売出総計:580,000株)
初値は1,480円とロックアップ解除手前で値が付きました。ちょっと安いと思われたのか?一気に買われて1,780円まで値を伸ばしています。初値1,480円なので値幅は300円ですが、上にも下にも値幅いっぱいに初日で動いて、綺麗な山型チャートとなってしまいました。
セカンダリーで参加してすぐに値幅とって逃げられればよいですが、2020年最終週まで相場に参加して負けとなるとちょっと精神的にしんどそうです。
直近IPOの動きもどんどん強弱がくっきり分かれるような展開になっています。同じ赤字バイオIPOのファンペップは結局公募割れ水準です。強弱の分かれ目ポイントはありそうでないというような雰囲気相場になっているのもIPOらしいですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
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今回はピタリ賞がでませんでした。
ロックアップ解除1,500円のところを初値1,480円表示はなんだかスーパーの値付けみたいな初値となったことでピタリ賞はでませんでした。ロックアップ下での初値でしたが結局ロックアップは外れて公開価格に向かっていっているというVCのための上場と後で言われても仕方ないような結果になってきていますね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。