タンゴヤ(7126)の初値結果です。初値はプラスになったものの朝の気配も厳しかったですし（公募割れもかなり可能性あった）、初日で早くも公開価格より下での推移です。後味が悪くIPOの地合いにかなり尾を引きそうです。続くIPOも不安になってきました。
初値売りで約1万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【タンゴヤ(7126)】（公募価格1,600円）
初値：1,703円（公募比: +103円/+6.4%）
高値：1,710円
安値：1,531円
終値：1,533円
出来高：986,300株（公募売出総計：210,000株）
初値は1,703円でした。なんとかプラスになったもののすぐに急落して公開価格を割れています。その後、持ち直す時間帯もありましたが引け前には再びやれやれ売り的な落ち方をしていますね。非常に後味の悪い初日の動きだったと思います。
寄り前の気配では公募割れも仕方なしぐらいの状況でした。それなのに初値プラスになったことで、余計イメージを悪くしたかもしれません。これなら初値は公募割れでも安いと思われて初日で値を伸ばす展開のほうが、IPO地合い的には好印象だったと思います。
もともとオーダーメードスーツ屋がIPOですので、人気があれば逆に不可思議な企業の上場ですので、地合い回復前は不人気業種にあまり高評価は付けにくいなぁと感じています。当方の直前予想は大手予想よりも低くしていましたが、それでも高い方に外れています。もうIPOの特殊需給を期待はしばらくしないほうが良いかもしれませんね。
次のSBI証券主幹事のジェイフロンティアは小売業セクターです。吸収規模も結構大きいので、この雰囲気の悪さは怖いですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。豚毛様が1,700円でニアピン的中です。
読者予想でも地味ながら需給を考えれば2,000円ぐらいは行くという予想が多かったです。ところが最近のIPOではそういった初値買い需要が少なくなってきています。これだけ初値買いセカンダリー勢が梯子を外される状態が続くとしばらく静観という人が多くなっていそうです。いきなり飛ぶ銘柄も出てくるでしょうが、それを当てるのは至難の業ですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。