ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の初値結果です。残念ながら6月末のIPOラッシュ初戦は公募割れとなってしまいました。ある程度予測されていたことであるとはいえ、IPOで野村證券主幹事なら大丈夫かも?と期待していた人も多いのではないでしょうか?そんな事ありません。野村證券でも公募割れは何度でも見てきていますので、これが普通でしょう。
初値売りで約7,200円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
⇒ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO新規上場情報
【ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)】(公募価格950円)
初値:878円(公募比: -72円/-7.6%)
高値:903円
安値:782円
終値:788円
出来高:1,044,200株(公募売出総計:1,900,000株)
初値は878円でした。引受価格での公募割れとなります。全く買いが入らない展開となりましたね。この地合いで不動産IPOに好き好んで投資する人はいないということでしょうか?こういった銘柄は十分安くなれば、ようやく気になっているなら買いを検討ぐらいで良さそうです。それぐらい、あまり未来はない銘柄かもしれませんね。
コロナ禍で一旦上場中止になった銘柄(ヤマイチは2020年4月上場予定だった)でも、上場復活まで時間がかかっていたり、その価値があまり上がっていないと感じられたりする銘柄は人気がないとか、実力が知れた?ということになり結果が伴わないことが多く出てきそうです。
これで6月末の微妙案件は厳しくなってきました。恐らく強弱がくっきり分かれてくると思いますので、弱い銘柄は公募割れの憂き目が続きそうな気がします。6月末はそれほど注目度の高いものは少ないです。ですので、強くなりそうな銘柄を見つけること自体が難しそうですね。残念ですが「待てば海路の日和あり」の精神で耐えたいところです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。かぶけ様、このもん様が的中です。
引受価格予想が的中とサービス問題となりましたね。実は一番的中が多い数字が引き受け価格と言えるでしょう。個人的にはもう少し上で自力値付けぐらいは健闘すると思っていたのですが、駄目な時はとことん駄目ですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。