マイクロ波化学(9227)の初値結果です。初値は引受価格も下回る残念な結果となりました。しかし、その後持ち直してストップ高とセオリーとは違った状況となりました。あまり見たことのない展開ですが、こういったことも起きるぐらいでIPOは見ておかないとやってられません。
初値売りで約5,500円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【マイクロ波化学(9227)】（公募価格605円）
初値：550円（公募比: -55円/-9.1%）
高値：650円
安値：539円
終値：650円
出来高：5,991,600株（公募売出総計：3,031,900株）
初値は550円で、引受価格556円を下回りました。公募組としてはまさかの展開だったかも知れません。弱いものは弱くが上場ラッシュ期の通常の展開ですが、予想外の引受価格よりも下の初値という展開ですので、その後の動きも変わったものとなりました。
結局すぐに公開価格を奪還したかと思えば、前場中にストップ高張り付きとなっています。出来高はストップ高になりつつも公募売出総計を約2回転しており、単独上場もあってか結構な売買となりましたね。来週以降の動きにも注目となりそうです。なお、月曜日は2社同時上場が追加されます。
ＳＭＢＣ日興証券の2戦目。初値こそ公募割れでしたが、初日で公募価格を回復していますので、売り方次第だったわけで主幹事としては役目を果たしているでしょう。
長くIPOに参加している方ですと、今回は初値で泣く泣く損切りしていて残念な結果になっている方も多いかも知れません。しかしながら、長い目で見るとIPO公募参加初値売りが基本のプライマリー投資は正攻法を続けていくほうがベターかなと思います。セカンダリー参加するなら書い直しを個人的には推奨します（手数料無駄と感じるかも知れませんが、別物として取引したほうが分かりやすくてスッキリします）。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
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今回はピタリ賞がでました。いい加減様が的中です。
残念ながらメルアド無しなのでアマゾンギフト券プレゼントには該当しません。コメントで変な予想の排除を求めていますが、読者予想で過度な予想は表示しつつも平均などで弾くシステムになっています。またIPアドレスなどコメント時の情報は保存しておりますので、いざという時の対応は行いますのでご了承いただければと思います（もちろん定期的に非表示などの対応も取っています）。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。