コージンバイオ(177A)の初値結果です。このところのIPO地合いを考慮すると微増とはなりましたが、とりあえず初値スタートで無事に始まりました。その後はどちらかというと初値よりも上でもみ合いつつ引けに大きく伸びて終えています。
初値売りでプラス1.3万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【コージンバイオ(177A)】(公募価格1,900円)
初値:2,030円(公募比: +130円/+6.8%)
高値:2,375円
安値:1,973円
終値:2,370円
出来高:5,384,000株(公募売出総計:850,000株)
初値は2,030円と微増結果。直前の予想通り2,000円周りで早くもスタートしました。その後は一気に昇ると見せかけて、一旦初値割れのふるい落とし前場のうちに再浮上しそうな形も、どちらともつかずという展開でした。後場も上に行ったり下がったりを見せていましたが、引けに急騰して結果的に初日の動きは右肩上がりに見えます。
出来高は公募売出総計を6回転強ですので、それなりに回転しています。回転しつつ終値が初値より高く終わったことで久しぶりにセカンダリー勢が儲かるような展開になっています。こういう結果がIPO好調の起爆剤にはなりますので、4月の最終IPOで印象付けたのは良かったかも知れません。
4月IPOはそれでも2024年に入って大好調だった地合いが急速に悪化したイメージです。今年は5月IPOも出てきたのでここから1ヶ月程度のIPO休み、そこにはGWもあるので少しゆっくりしつつも、いろいろと反省して次のIPOシーズンに備えたいですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。hakio様が2,027円でニアピンです。
予想が端数でニアピン的中は珍しいですね。読者予想の平均では2,200円超えぐらいですので、少し初値は安くお買い得なイメージはありました。それでもIPO地合いが悪くなんどもセカンダリーが沈んでいると心理的に買いづらい。そんな展開が続いていますが、長い目線で年間IPO全体を通してみることで、あまり近視眼的にならず自信を持って相場に向き合えるのでは?と感じます。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。