カドス・コーポレーション(211A)の初値結果です。初値は予想よりも少し高いところまで行って公募組としてはラッキーな展開でした。初日は終値が安値で3,000円割れの2,970円。少し行き過ぎた感はあったでしょうか？
初値売りでプラス3.1万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【カドス・コーポレーション(211A)】（公募価格2,900円）
初値：3,210円（公募比: +310円/+10.7%）
高値：3,345円
安値：2,970円
終値：2,970円
出来高：1,233,100株（公募売出総計：430,000株）
初値は3,210円と3,000円超えどころか3,200円も超えて、場中で一時的には3,300円超えもありました。しかしながら、その後の急落が起きてからは潮が引けたように軟調な展開となっています。カドス・コーポレーションは建設業セクターで土地開発と地味系ですが、上場タイミングが非常に良かったですね。
メイン株が下がったことでIPOなどに資金が行きやすかった点、直近IPOの同じ建設業セクターであるロゴスHDの調子が良いことで初値から狙われやすい展開でした。出来高は公募売出総計を3回転弱です。地味系にしては頑張ったかも知れませんが、IPOがさらに上値追いの展開になるにはもっと出来高が欲しいところだったでしょうか？
いずれにしても地味系銘柄でもしっかりとした初値で始まり、終値でも初日は公開価格より高いところをキープしているので印象は良いと思います。7月の後のIPOも流れに乗って公募割れ無く続いて欲しいところです。
ＳＭＢＣ日興証券主幹事案件が続きます。公募割れ銘柄も出していますが、そこまで酷い結果のIPOは出てないので、主幹事の手腕を感じますね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞はでませんでした。
3,200円近くの予想も散見されましたが、残念ながら的中者はなしでした。読者さんの予想は微増で3,000円周りが一番多い模様でしたが、公募割れからもっと上まで行くなど、結構ばらついた状況だったかも知れません。そんな中、上場タイミングが良くて上方向に初値が出た印象ですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。