Liberaware(218A)の初値結果です。いまいち盛り上がらない結果となりました。ロックアップ解除での大きな売り玉の不安はあったものの、それを超えるような買いがあってもおかしくないというところ・・・、全く買いが来ませんでしたね。
初値売りでプラス1.4万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【Liberaware(218A)】(公募価格310円)
初値:454円(公募比: +144円/+46.5%)
高値:465円
安値:390円
終値:401円
出来高:3,871,800株(公募売出総計:3,144,900株)
初値は454円でした。寄り前の板状況で1.5倍の465円に50万株の売りが置かれており、買いの量を考えると465円を超えるのは非常に厳しいという朝の寄り前の板状況でした。久しぶりに朝から分かりやすい注文が出ていましたね。
初値が454円で付いてからは、465円の売り玉が残る中、超えるような買いの援護射撃待ちという雰囲気でしたが結局、全く買いが来ず様子見雰囲気が強い初日の状況でした。前場の引け前に急落したことで、ロックアップラインの勝負は初日では消滅しましたね。
なお、引け後の板状況です。465円に大きな売りはそのまま残っています。100万弱の売りでさらに厚くなってますね・・・。初日の出来高が380万株ほど、公募売出総計を1回転ちょっとというところなので、残念ながら閑散相場と言えるでしょう。日経平均が大きく回復するなど、メイン株の方に買いが行ってしまったところもあるかもしれません。
終値が401円で明日の値幅制限は上下80円になりますので、ストップは上方向は481円、下方向は321円です。明日もバイオギャンブル銘柄上場しますし、金曜日上場のタイミーは盛り返さず下がっている状態。IPOは不穏なムードが流れる中、どの銘柄が動意づくか?当てるゲームになりそうですね。
個人的には初値買いの量がかなり少なくプレイヤーの少なさを感じます。IPOは7月末は後2銘柄の上場を残して、8月も下旬まで上場がありません。夏枯れ相場にはなるものの、どこかで仕掛けられる銘柄があってもおかしくないと感じるところでしょうか?
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。ハフ様が450円でニアピン的中です。
話題性の高そうな銘柄だったのでもっと盛り上がって初値が伸びると思ってました。読者さんもそういうイメージを持っていた人が多かったと思います。しかし話題先行で現実は早くから1.5倍に大きな売りが置かれるなど、期待より利確したい投資元が多い印象を与えてしまった銘柄に見えます。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。