Cross Eホールディングス(231A)の初値結果です。残念ながら公募割れという結果になりました。出来高も非常に少なく、まったく買いが入ってない状況ですね。これは相当厳しい状況が続くと考えられそうです。
初値売りでマイナス1万円です。公募当選者の方、残念でした。
⇒Cross Eホールディングス(231A)のIPO新規上場情報
【Cross Eホールディングス(231A)】(公募価格1,180円)
初値:1,085円(公募比: -95円/-8.1%)
高値:1,140円
安値:1,085円
終値:1,088円
出来高:230,900株(公募売出総計:700,000株)
初値は1,085円でした。引受価格での決着となっています。初日の動きとしては初値が付いたあとは一瞬だけ1,100円を超えて伸びる気配も見せましたが、勢い虚しくすぐに下落、後は1,085円の誠意買いを除いては、1,085円でも買い手が付かない状況だったと考えられます。出来高は公募売出総計に対して3分の1レベルです。公募組のごく少量の売りをも支えきれないほど買い手がいなかったIPOということになりますね。
初日は最後まで主幹事の誠意買い的なもので支えがありましたが、明日以降は展開が変わるでしょう。誠意買いが消えて、更に下堀して、閑散相場の中、どのあたりで止まるかというところでしょうか?正直、この銘柄を買おうにも出来高が細りすぎてると売り時にも困ります。向こう数年レベルでダラダラと割安放置になる雰囲気ですね。何かきっかけが来るまで公開価格超えは遠そうですが、一応、指標的には割安感はあります。親子上場など経営部分で不信になる部分もあるので長くは持ちたくない銘柄です。変なIPO銘柄を触るよりは既上場の割安株で買える株は他にもありそうですね。
次のIPOまでは約一ヶ月の間があり、もう一つ福証Qボード上場銘柄が待っています。この出来高の細さを見てしまうと次回のQボード上場銘柄のブックビルは不人気になりそうです。9月下旬は同時上場・上場ラッシュですので、初値は強弱分かれやすい展開が基本です。
たまにはこういった地方上場銘柄で初日で小遣いゲットもあるかと思いますが、今回は残念ながら不発でした。1,000円以下、900円以下など基準を決めてアラートでも付けておけば気づいた時に安値を拾えば、いつか噴くかもというセカンダリー作戦を試してみてもという銘柄ですね(ただしエイチ・アイ・エス系の建設業なので、そういう買い方もあまりしたくはない部分もあるのでノータッチが第一推奨です。私は公募株貰ったこともあるのでなんとかします(笑))。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がたくさんでました。6名様が的中です。
鉄板の引受価格予想がピタリ的中でしたね。私は見た目上割安だし、上場時期も合間なのでそれなりに頑張るかと思った予想をしましたが見当違いでした。直前の気配で公募割れに引き下げたのが精一杯です。初日でこの動きですので、かなり厳しい市場の評価になっていると思います。しっかりと業績と配当などの株主還元で結果を残して欲しいですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。