ビースタイルホールディングス(302A)の初値結果です。初値は直近IPOの好結果を受けて、予想よりも高く始まりました。しかしながら、初日の動きは下げてしまいストップ安に沈んでいます。ある意味、分かりやすい動きと言えたかも知れません。
初値売りでプラス12,5万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒ビースタイルホールディングス(302A)のIPO新規上場情報
【ビースタイルホールディングス(302A)】（公募価格2,070円）
初値：3,325円（公募比: +1,255円/+60.6%）
高値：3,475円
安値：2,625円
終値：2,625円
出来高：2,570,200株（公募売出総計：570,000株）
初値は3,325円でした。直近のIPOの好調ぶりを受けて、当方も直前で予想を3,000円と引き上げ、3,000円超えも十分ありそうとしましたが、その通りの結果となりました。しかし、このラインはすでにオーバーシュート気味でリスクが高い地点です。他の銘柄に意識が行っているうちは、ここに敢えて高値でセカンダリーで攻めるのは危険な行為となりそうでしたが、その通りの結果でストップ安に沈んでいます。ストップ安の2,625円でも、BB時に予想していた数値より高いので、如何に本日の初値にいきなり突っ込むのが危険か分かります。
例年ですと最終IPOはアノマリー的に注目度が集まるのですが、今年は直近IPOがすでに動意づいていることから、ここは初値が吊り上げられると、逆の展開になりそうな雰囲気はありました。こういうのは毎日のIPOの結果を見続けないと勘が養われにくいと思いますので、当方のサイトや大手予想サイトのレポートなどを読みつつ自分なりに考える癖をつけておくと良さそうです。
なにはともあれ、最終IPOは初値が1.5倍以上のプラスでスタートしていますし、直近IPOで公開価格からかなり上昇している銘柄も複数ある状況です。2024年のIPOは年後半に入ってやや地合いが悪い感触が続きましたが、大型IPOの上場はいずれも成功しているように見えますし、いくつかの銘柄ではセカンダリー投資でも儲かってそうです。初値は公募割れも複数あったものの、なんとか売れるポイントがあった銘柄が殆どですので、結局、腐ってもIPOで、イベント投資で楽しめる王道投資先として、今後も楽しめそうですね。
2024年のIPOはこれでおしまいですが、2025年も色々なドラマを生みそうなIPOです。是非、末永く楽しめる状況が今後も続いて欲しいところです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんした。
結局、最終IPOは初値が他の銘柄よりもアノマリー的に高くなるのは例年通りだったでしょうか？年初・年末IPOなど根拠が付いてくるようなアノマリーに関しては、意識どおりに加点して評価したいところです。読者予想や大方の予想よりも、大きく良い結果になっても驚かずに冷静に対処したいところでしょうか？
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。