北里コーポレーション(368A)の初値結果です。初値は2,000円を超えて始まりました。東証プライムパワーで初日のうちに2,000円超えなどあってもおかしくないと思っていましたが、初値から2,000円を超えてきましたね。ただし、勢いが良すぎてやや上にしこりを残したような初日の展開となりました。
初値売りでプラス6.6万円です。公募当選者の方、おめでとうございます！
【北里コーポレーション(368A)】（公募価格1,340円）
初値：2,001円（公募比: +661円/+49.3%）
高値：2,158円
安値：1,810円
終値：1,812円
出来高：18,501,500株（公募売出総計：14,000,000株）
初値は2,001円と2,000円超えのスタート。東証プライム上場の格の違いを感じるスタートでした。初値が付いたあとも一気に買われる状況で高値では2,158円まで上がりました。しかしその後、急落があると初値も割れて1,900円近くまで下げてしまいます。一度上方向に大きなしこりが出来てしまうと、再び浮上するには勢いがない展開となりました。引けにかけても下げており、結局は終値は1,812円と初値よりも200円近く下げています。
当方は最終予想は1,750円としましたが、このあたりで始まって初日のうちに買われて2,000円近くまで上がっていくような展開が望ましいと思っていました。ところが、やはり東証プライム上場ということで寄り前から買いが多かったでしょうか？初値からオーバーシュート気味になってしまいましたね。一度、上値にしこりを作ってしまうと再び浮上するのに時間がかかりそうな気がしますが、そこはプライム上場で指数買いなど短期的にも買い需要があります。再び2,000円超えなど目指して欲しいですね。
一先ず公募組にとっては1枚あたり6万近くのプラス（約1.5倍）となりラッキーな展開だったでしょう。出来高は公募売出総計を1回転以上しており約1850万株となかなかの商いです。プライム上場にしては吸収金額は小さめなので、まだまだ可能性は秘めつつ動向を見守りたいですね。とりあえずは公募株貰えなくて買いたいと思っていた方にも買いやすい価格までは落ちてくれています。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。2,000円での予想がニアピンとなります。
読者予想の平均も1,800円あたりですので、少し初値が行き過ぎて初日である程度落ち着いたという内容となっています。割高感がある銘柄でもないですから、下値はそこそこのところで買い需要がたくさんあって止まりそうです。翌月末ぐらいまではどんな動きをするのか動向を見守りたくなる銘柄ですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。