テラテクノロジー(483A)の初値結果です。初値は2,900円近くということで、2,500~3,000円のレンジの中でも高いところで値が付きました。正直行き過ぎな方と個人的には感じていましたが、「強いものはより強く」なんて流れを期待した人もいたかもしれません。でもテラテクノロジーは名前からは想像できない地味系銘柄というのは忘れずにいたいところです。
初値売りでプラス8.1万円です。公募当選者の方、おめでとうございます!
【テラテクノロジー(483A)】(公募価格2,090円)
初値:2,904円 (公募比: +814円/+38.9%)
高値:3,075円
安値:2,425円
終値:2,425円
出来高:2,858,800株(公募売出総計:570,000株)
初値は2,904円となりました。予想レンジの上側で決着と行った形です。初値が付いた後は3,000円を一時的に超えており、そこからさらに上放れすればまた違ったでしょうが、その勢いはなく下がってくると逃げ足の早さを感じる流れになりましたね。下げ始めるときれいな下り坂が出来、後場にかけても緩やかに下げるところまで下がった感触です。結局終値で2,500円も下回ってしまいましたね。
地味系で、期数も長くスタンダード上場銘柄ですので、一度下がってくると短期的に急騰を目指すような銘柄ではありません。こういう銘柄は徐々に換算相場になっていき、その間も買いが入りにくいので、ちょっとづつ株価が下がっていくもどかしい展開になると予想しています。しばらくしたら想定価格で買える銘柄かもしれませんね。
SBI証券主幹事銘柄ということで、IPOチャレンジポイント換算を行います。300P使用、200株当選で計算すると、162,800÷300≒543円となります。1P500円以上の価値が出せたということで、ここ最近のSBI証券主幹事銘柄の中ではうまくポイント使えばかなりの優良銘柄だったと考えられます。
上場ラッシュ中は初値が上がりにくいことから、なかなかポイント価値が出せない部分がありますが、ここは単独上場でしたし、上手いこと行った銘柄でしたね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のX(旧ツイッター)では初値速報を流しています。
https://twitter.com/96funnews
X(旧ツイッター)使っている人はフォローして頂ければ幸いです。
今回はピタリ賞はでませんでした。
読者予想の補正値が2,957円、また大手予想の一角が2,900円予想ということで、比較的予想の範疇だったと思いますがニアピン賞もでませんでした。今回は大手予想の2,900円予想がお見事といったところでしょうか?また、読者予想も良い数値を出していて、皆さんの集合知が非常に役に立っています。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。

