ジーンテクノサイエンスの初値結果です。
公募組には最近のIPOの地合いの良さを反映した結果になりましたね。
一方、上場初日にストップ安も付ける激しい展開になっています。
【4584】ジーンテクノサイエンス(公開価格1,350円)
初値:1,550円(公募比: +350円/+29.2%)
高値:1,670円
安値:1,401円
引け:1,401円
ジーンテクノサイエンス(4584) 東証マザーズに新規上場、初値は公開価格を29.2%上回る1,550円。
エストラスト(3280)が本日、東証マザーズに新規上場。初値は公開価格 1,350円を86.1%上回る2,513円となった。
初値は1,550円と、公開価格 1,200円を29.2%上回った。10時18分現在は1,580円。 同社は北海道大学遺伝子病制御研究所をルーツとするバイオ創薬ベンチャー。がん領域や免疫疾患領域を中心に、バイオ新薬およびバイオシミラー(バイオ後続薬)を開発している。
バイオシミラーの製造は、従来型医薬品のジェネリック薬よりも複雑で独自の技術やノウハウがなければ作れない上、従来型医薬品のノウハウや経験、製造設備などを流用できないことから、参入障壁が高く、単価も高い。ジェネリック医薬品(後発医薬品)の活用による医薬費抑制という国策も勘案し、同社はバイオシミラーに参入した。
バイオ新薬はほかのバイオベンチャーと同様の契約一時金、マイルストーン収入、売り上げに応じたロイヤルティーを狙い、成長ドライバーの役割を期待。一方、バイオシミラーは原薬や製剤を担当し、収益安定性と早期収益化の役割を担う。当面はバイオシミラーに注力することで、早期の経営安定化を図る方針。(NSJ日本証券新聞)
赤字バイオでしかも再下限で決まった銘柄でも初値プラス発進となりました。
IPO絶好調の地合いが感じ取られます。
ただどこかで、損をするIPOも含まれそうですが、それを見分けるのは難しいですね。
果敢に攻めた人はおめでとうございます。
ただ上場初日の動きは安値引けで、まだ公開価格を上回っていますが、
今後公開価格を割る流れか、再び上昇していくのか来週以降も少し注視したいですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
残念ながら読者予想にピタリ賞はいませんでした。
読者予想の最高でも1300円、私の初値予想も1300円だったので、
やはり今のIPOの初値はいつもの感触より高いですね。
もう一つのバイオ銘柄は吸収金額が大きい分、私はさらにリスクが高いと思っていますが、
どうなるでしょうかね?
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