【4591】リボミックの初値結果

リボミックの初値結果です。
ハイリスク・ハイリターンだと思っていましたが、ハイリスクのほうがでてしまいました。

またややパニック的な初値になったと見ていいでしょう。一応引き受け価格に主幹事とみられる買い玉がありましたが、余裕で切ってきましたね。

初値売りで1枚あたり約4.7万円マイナスでした。公募当選の方残念です。

⇒【2014040】リボミックのIPO情報

【4591】リボミック（公募価格2,300円）

  
初値：1,830円（公募比: -470円/-20.4%）
高値：2,078円
安値：1,825円
引け：1,902円
出来高：6,772,600株（公募売出総計：2,164,000株）

創薬のリボミック、初値は公開比20％安に－アプタマー利用

 

９月25日（ブルームバーグ）：創薬ベンチャーのリボミック が25日、マザーズ市場に新規株式公開（ＩＰＯ）した。公開価格の2300円に対し売り気配で始まり、午前９時30分すぎに形成した初値は20％安の1830円だった。市場では、公開株数の多さを背景にした需給環境の悪さを指摘する声が聞かれた。

 

同社は2003年８月の設立で、東京都港区白金台に本社を置く。リボ核酸（ＲＮＡ）の立体構造を利用し、抗体よりも標的物質への強い結合力と特異性がある人工ＲＮＡアプタマーを開発。創薬への応用を目指している。アプタマーは、核酸がいろいろな形をつくり、タンパク質にフィットできる新素材で、次世代の分子標的薬への活用が期待されている。一連の技術は、東京大学医科学研究所との提携で培った。

 

15年３月期の業績計画は、売上高が前期比3.4倍の５億800万円、営業利益が3200万円、１株利益は４円１銭を見込む。上場に際し公募120万株、オーバーアロットメントを含む売り出し128万8600株を実施した。主幹事は大和証券。発行済み株式総数の30.53％を保有する筆頭株主は大塚製薬 。

結論から言って楽観的に攻めても大丈夫かと予想していたのですが、見事に外してしましました。素直に反省したいと思います。また読者様でBBスタンスなどを参考にして頂いている方も多いようで、スタンスの分析的には悪い要素が多いにもかかわらずB評価にしたのは失敗だったと思っています。

ただIPOではどこかでやや危険と思われる銘柄も攻めないとトータル的に、全然当たらないとやめてしまう方が多いのも事実です。私自身は長くIPOやっているのでこういう時もあると開き直れるのですがIPOを始めた方で早々この銘柄に当たったりしていたらちょっと厳しいですね。

これで同じく株数の多いホットランドも厳しくなってきました。もともと暴騰は期待しにくいですが公募付近スタートが御の字かもしれません。

良い点を書くとややパニック売的だったので初値でのセカンダリー入りはしやすかったでしょうか？ただバイオなので長くは持ちたくないですが・・・（一発にかける余剰資金が多い方はいいですが）

⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

今回はピタリ賞はでませんでした。

読者予想の平均値は3,657円でした。これはややおかしな直前予想が多く含まれたため吊り上げられた感があります。読者予想の欄が人気になるに連れいろんな予想が出てきますが、それでも収斂していくことを望みます。

私も裁量で貰っている分をいつもは後悔していないのですが、今回はこそっと公表したのでダメージを受けています。その分10月のIPOでしっかり仕返しできたらと思っています。

⇒IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

引続き初値予想よろしくお願いします。