ヤマシンフィルタの初値結果です。
東証2部上場銘柄にしてはかなり順調な滑り出しとなりました。
個人的にはやや予想を外したなと思っております。
初値売りで1枚あたり約5.5万円プラスでした。当選者の方おめでとうございます。
【6240】ヤマシンフィルタ(公募価格2,800円)
初値:3,350円(公募比: +550円/+19.6%)
高値:3,730円
安値:3,300円
引け:3,500円
出来高:1,372,600株(公募売出総計:510,000株)
ヤマシンフィルタが新規上場、初値20%高-建機用フィルター
10月8日(ブルームバーグ):建設機械用フィルターなどの製造・販売を行うヤマシンフィルタ が8日、東証2部市場に新規株式公開(IPO)した。公開価格の2800円に対し買い気配で始まり、午前9時35分すぎに形成した初値は20%高の3350円だった。
同社は1956年4月の設立で、神奈川県横浜市に本社を置く。油圧ショベルやブルドーザー、ホイルローダーなど建設機械用の油圧フィルター事業を中心に展開。油圧用フィルターは、油圧回路を流れる作動油に含まれる金属粉など異物をろ過、除去し、作動油の清浄度を保つものだ。精密洗浄用、食品・飲料の清澄ろ過用など産業用フィルター事業も行っている。子会社はフィリピンやタイ、米国、ベルギーなど。
SBI証券の藤本誠之シニア・マーケット・アナリストは、「事業内容の判断が難しいが、意外と評価された」と指摘。輸出用など「建設機械のフィルターは目先は良さそうだ。ニッチな市場でシェアの高い企業だと思われ、評価されたのではないか」と言う。
2015年3月期の連結業績計画は、売上高が前期比5.1%増の111億円、営業利益は15%増の8億1700万円、1株利益は288円52銭の見込み。上場に際し公募30万株、オーバーアロットメントを含む売り出し28万6500株を実施した。主幹事は野村証券。
もともと野村證券主幹事で、あまり配分されず参加妙味が低い銘柄でしたが、さらに銘柄判断的にも微妙と思っていました。そんな中、初値約20%高、引けでも初値より高いラインを維持とIPOの優等生のような結果です。
明日はいよいよすかいらーくの上場となりますが面白くなってきましたね。
10月のIPOは結局7銘柄、9月の8銘柄に対して1つ少ない程度ですが公募割れ銘柄はあるのか?パフォーマンスが気になるところです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞は出ませんでした。
読者予想ではほぼ公募付近という予想でしたが、なかなかどうして強かったです。初値予想はやはり難しいですね。
引続き初値予想よろしくお願いします。