昨日は2銘柄の公開価格が発表され、両銘柄ともに仮条件の上限で決定しています。連日、当落結果も出てきていますがIPOの初値の弱さも露呈し始めていて、ブックビルの申込みの数も減っているのが伺えます。

ちょっと当たりやすくなっているけど、リスクも高くなっていてどうなの?の印象です。

IPO当落情報(当選・落選)


リグア(7090)のIPO新規上場情報

・結果

SMBC日興証券 ・・・補欠(落選)
SBI証券・・・落選(+1P )

枚数も少なく幹事証券も少ないリグアは主幹事で外れると万事休すですね。規模感的に10億を切ってくるIPOは需給でなんとかなりそうですが、地合い次第では危険性も感じますね。

 

SMBC日興証券が主幹事として提供するIPOとしては良い方のIPOだと思いますが、それでも地合いが悪いので3社同時上場など不安はあります。3月13日だと、まだ全然収束気配も感じられなさそうなのが残念です。


ミクリード(7687)のIPO新規上場情報

・結果

みずほ証券・・・当選
SBI証券・・・落選(+1P )
マネックス証券 ・・・落選
大和証券・・・選外
三菱UFJモルガン・スタンレー証券・・・次点

岡三オンライン証券 ・・・落選

こちらもみずほ証券主幹事で10億以下の吸収規模のIPOです。こういったIPOは抽選では中々当たらないのですが、当選となりました。これはやはり回避している人がかなりいてそうです。

当方B評価で悪くないのですが、微妙案件ということは確かですので、悪い流れを引きずったままなら公募割れまで覚悟して臨みたいと思います。

それにしても、いつも以上にIPO当たりやすいなぁと思っています。


3月IPOは前半から結構参加銘柄数が増えることになりそうです。IPOはパスすることも出来るのが良いところの一つで、こういった地合いの悪さを感じる時は無理に参加する必要はありません。ただ、それでも地合いが悪くてもIPOだけでも盛り上がる時もありますので、厳しい中でもプラス収支に持っていければと思います。

IPO(新規公開株)でより多く当選するコツ

混沌とした3月IPO情勢ですが、振り返って初値がどうなるのか気になりますね。一つ前で厳しかったのは2018年の12月のソフトバンク上場時のIPOです。当時も公募割れや中止などが出ましたが、年明けに見直し買いが入ったのも記憶しています。3月IPOで結果が悪かったものが1~2ヶ月掛けて見直されることもありますので、そのあたりも気にしておきたいです。

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