金曜日は2銘柄の公開価格が発表され、両銘柄ともに仮条件の上限で決定しています。地合いはどんどん悪くなる中、まだIPOだけは仮条件や公開価格が粛々と決まっているイメージです。
対して公募当選しやすくなっている印象で、初値は評価を2ランクぐらい下げた結果が続きます。
・結果
みずほ証券・・・当選
SMBC日興証券 ・・・補欠(落選)
大和証券・・・選外
SBI証券・・・落選(+1P )
マネックス証券 ・・・落選
なんと、またまたみずほ証券で当選となりました。みずほ証券主幹事銘柄が多かったというのもありますが、店頭部分で申込が減っているのか?ネット抽選でもかなり当たっている状況です。
公表しているように連続当選の結果です。当方の結果を合わせればプラスになるといった初値結果だと良いのですが・・・。一応、ミアヘルサは小売りだけと医療系なので影響はそんなにないと思いつつ、まぁきついのでしょうね。
・結果
野村證券・・・落選
大和証券・・・選外
SBI証券・・・落選(+1P )
みずほ証券・・・落選
野村證券主幹事のこちらは全滅となりました。値ガサで仮条件も強気の案件です。ただ、野村證券の仮条件強気は「野村の罠」の可能性もありますので、上場日まで気が引けませんね。
ミアヘルサと同じくやや微妙な銘柄の3社同時上場となります。3月17日の上場は地合いがどこまで戻っているか分かりませんが、3社ともに微妙なだけに上場結果がどうなるのか興味深いものがあります。
やはりというかいつも以上に公募当選がしやすい状況となっています。3月初旬のIPO結果も予想より悪いものとなっていて、今はIPOを回避する人も増えていそうです。今IPOを申し込む人は上場日に少しでも先行きが見える状況を期待することになりますが、残念なことにその兆しはあまり見えておらず、世界的にはまだ悪材料が次々出てきます。
IPOに関しては参加しなければ負けはないという感覚も必要かと思いますので、無理せず参加することもオススメします。せっかく数が多い3月ですが、マイナスになってしまっては意味がないですからね。